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みやさとけいすけの工具探検隊 第130回

「そんなの何に使うの?」と言われた“養生クッションマット”、絶賛するようになった理由

2026年05月11日 18時00分更新

文● 宮里圭介 編集●こーのス/ASCII

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●プロの使い方を観察したら良さがわかってきた

 引っ越し先のエアコン取り付けを業者さんにお願いしたのですが、この時の工事で養生クッションマットが登場。その役割を観察していると、床を保護する役目で使われていました。

 脚立を使うとどうしても足でフローリングや畳を傷つけてしまいがちなので、厚手のクッションが欲しいところ。もちろん養生クッションマットは厚みがあるため、その目的に使えます。

 当然ですが、ダンボールのように潰れることも、引っ掛かって穴が開くこともありませんし、ペラペラなレジャーシートよりしっかり保護できます。しかも、単に厚みがあるだけでなく、角や尖った部分にも結構耐えてくれるので、材料や工具を床置きするときにも安心できます。

実際、業者さんが使っていた時の写真。年季が入ってますが、脚立の下と周囲に敷いていました

潰さなければ5mmくらいの厚み。尖ったものも刺さりにくい丈夫さも備えています

試しに2×4材の端材をくるんでみたところ。厚みと丈夫さで角が丸くなりました

 また、作業でどうしても散らかってしまう、切れ端や切りくずといったゴミを受け止めるシートの役割としても使われていました。面白いのは撤収時。工具などを片付けた後は、ゴミをのせたまま内側に畳んでしまい、そのまま持って帰ったことです。

 現地で掃除までやると時間がかかりますから、その汚れた現場を丸ごと移動できるというのがいいところ。外や広いところに持って行ってから大きなゴミを拾い、細かいゴミはそのままバタバタはたいてしまえば、掃除完了。どう考えても、現地でやるより楽で早いです。

 もうひとつ、引っ越しの現場で見たのが、家具などを守るための使い方。床に敷くのではなく、家具や家電に巻きつけ、ぶつけても傷つかないようにするという、梱包材のような役割です。かぶせるだけで使える、ゴムが入った筒状の専用品が使われていて欲しくなりましたが、こっちは日常生活で使う出番がマジでないと思うので自重しました。いや、……季節家電をしまう時に使うと便利かも。

筒状になっているので、かぶせるだけでOKという手軽さが魅力的な、筒状の専用品

 梱包以外の使い方で感心したのが、重たい家具などの運搬用途。家具を少し持ち上げ、養生クッションマットを滑りこませ、移動するときは家具の下部を足で押す、もしくは、養生クッションマットを引っ張るという方法です。

 とくにフローリングとの相性はバツグン。クッション性の高さから床は傷つきませんし、丈夫なので引っ張っても伸びず、力の加減もしやすいため、重たい家具もスルスル動かせます。持ち上げないので落とす危険も、おろしたときに足を挟む心配もありません。

 引っ越しの搬入が終わった後、冷蔵庫の位置を変えてもらったのですが、この時も養生クッションマットが活躍してくれました。

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