【前編】興収20億円突破記念! Netflix・ツインエンジンのキーマンに舞台裏を聞く
『超かぐや姫!』が「長尺&冒頭20分間日常シーン」でも大ヒットした秘密は巧みな宣伝手法にあり
2026年05月02日 15時00分更新
配信・劇場ともに快進撃中の『超かぐや姫!』。大ヒットを呼び込んだキーマンの方々にお話をうかがった
©コロリド・ツインエンジンパートナーズ/Netflix映画『超かぐや姫!』 Netflixにて独占配信中
常識外れの大ヒットを呼び込んだ『超かぐや姫!』チームに直撃!
日本のアニメ産業規模は3兆8000億円を超え、過去最高値を記録した(アニメ産業レポート2025より)。映画館でも存在感を増しており、興行収入が10億円の大台に達する作品も珍しくない。ただし、その大半は原作が存在する「アニメ化」であり、純粋なオリジナル作品はたいてい苦戦を強いられるのが実情だ。
そんななか、劇場公開前からNetflixで世界独占配信中にもかかわらず、公開からわずか2ヵ月で興収20億円、観客動員数100万人を達成するという、常識外れのオリジナル作品が登場。アニメファンのみならず、業界からも驚きと賞賛の声が挙がっているようだ。
今回はその話題作、Netflix映画『超かぐや姫!』の成功を支えたキーマンの方々に貴重なお話をうかがうことができたので、前後編でお届けしたい。
Netflix映画『超かぐや姫!』
STORY
夢と希望の集まる仮想空間、<ツクヨミ>。
少女たちの出会い、
そして別れのためのステージが、幕を開ける――
今より少しだけ先の未来。
都内の進学校に通う17歳の女子高生・酒寄彩葉は、バイトと学業の両立に励む超絶多忙な日々を送っていた。
日々の癒やしは、インターネット上の仮想空間<ツクヨミ>の管理人兼大人気ライバー(配信者)・月見ヤチヨの配信を見ること。
自分の分身を作り誰もが自由に創作活動を行う<ツクヨミ>で、彩葉はヤチヨの推し活をしつつ、バトルゲームで細々とお小遣い稼ぎをしていた。
そんなある日の帰り道、彩葉は七色に光り輝くゲーミング電柱を見つける。
中から出てきたのは、なんとも可愛らしい赤ちゃん。
放っておけず連れ帰ると、赤ちゃんはみるみるうちに大きくなり、彩葉と同い年ぐらいの女の子に。
「あなた、もしやかぐや姫なの?」
大きくなったかぐや姫はわがまま放題。
かぐやのお願い(わがまま)で彩葉は、ツクヨミでのライバー活動を手伝うことに。
彩葉がプロデューサーとして音楽を作り、かぐやがライバーとして歌うことで、二人は少しずつ打ち解けていく。
かぐやを月へと連れ戻す不吉な影が、すぐそこまで迫っているとも知らずに――
これは、まだ誰も観たことがない「かぐや姫」の物語。
ON AIR
■Netflixにて世界独占配信中!
■2026年2月20日より全国の劇場にて絶賛公開中!
STAFF
監督:山下清悟
メインテーマ:「Ex-Otogibanashi」月見ヤチヨ(cv.早見沙織)
エンディングテーマ:「ray 超かぐや姫!Version」かぐや(cv.夏吉ゆうこ)、月見ヤチヨ(cv.早見沙織)
劇中歌楽曲提供:ryo(supercell)、yuigot、Aqu3ra、HoneyWorks、40mP、kz(livetune)
脚本:夏生さえり / 山下清悟、ツクヨミキャラクターデザイン:へちま、現実キャラクターデザイン:永江彰浩、ライブ演出:中山直哉、美術監督:宍戸太一、色彩設計:広瀬いづみ、ツクヨミコンセプトデザイン:東みずたまり / フジモトゴールド(ゴキンジョ)、現実コンセプトデザイン:刈谷仁美、CG監督:町田政彌(スティミュラスイメージ)、CG背景:草間徹也(キューンプラント)、編集:木南涼太、撮影監督:千葉大輔(Folium)、音楽:コーニッシュ、音響監督:三好慶一郎、企画・プロデュース:山本幸治、製作:コロリド・ツインエンジンパートナーズ、アニメーション制作:スタジオコロリド / スタジオクロマト
CAST
かぐや:夏吉ゆうこ、酒寄彩葉:永瀬アンナ、月見ヤチヨ:早見沙織、帝アキラ:入野自由、駒沢雷:内田雄馬、駒沢乃依:松岡禎丞、綾紬芦花:青山吉能、諌山真実:小原好美、FUSHI:釘宮理恵、忠犬オタ公:ファイルーズあい、乙事照琴:花江夏樹
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