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最新パーツ性能チェック 第472回

Zenbook DUO UX8407AAをレビュー

Core Ultraシリーズ3の最上位Core Ultra X9 388H搭載PCの性能やいかに?内蔵GPUのArc B390はマルチフレーム生成に対応

2026年01月26日 23時00分更新

文● 加藤勝明(KTU) 編集●ジサトライッペイ/ASCII

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クラムシェルでも運用できるデュアルディスプレーPC

 まずは外観を愛でていこう。Zenbook DUOは一般的なノートPCにおける本体部分にディスプレーを搭載することで、1台で2画面環境が構築できる設計を特徴としている。

 下部ディスプレーの上にキーボードユニットを合体させると1画面になり、クラムシェルモデルのように運用できる。携帯時はキーボードユニットをディスプレーではさんで格納できるため、かさばらずに持ち運べて最高だ。

天板はロゴを配置しただけの落ち着いたデザイン

 インターフェースはUSB Type-A(10Gbps)と2基のUSB Type-C(40Gbps)、HDMI 2.1出力、オーディオコンボジャックと必要最小限に絞られている。USB Type-CはThunderbolt 4に対応しているので、机の上で使う際は対応ドックを別途用意し、インターフェースを増やすとよいだろう。また、通信系はWi-Fi 7とBluetooth 5.4を標準でサポートしている。

右側面。USB Type-Cポートの左には電源スイッチを搭載。キーボードユニットは上と下のボディーにはさんで収納できる設計になっている

左側面。右のUSB Type-Cはキーボードのバッテリーを充電するためのもの

デタッチャブルなキーボードユニット。マグネットでZenbook DUO下部ディスプレーに吸着するため、よほど強い力を加えなければ使用時にズレる心配がない。このマグネットが下部ディスプレーをオン・オフするトリガーになっているようだ

キーボード単体。本体とはBluetoothで接続する。厚さ約5mmだが全面フラットで打鍵感は「ペチペチ」といった印象。そのため、これ単体で机に置いて使うと若干違和感を覚えるかもしれない。机の上に置いて本格的に文章を打ち込むなら別途キーボードを追加したいと感じた

100W出力の専用ACアダプター。USB Type-Cの充電器も使えるが、充電器やケーブルの仕様次第で充電速度に制限がかかる場合もあるため、安定した充電のためにはこちらを使おう

 Zenbook DUOは2880×1800ドットの14インチOLEDディスプレーを2枚採用。リフレッシュレートは144Hzで、タッチ操作にも対応する。ちなみに、下側のディスプレーはキーボードユニットを外している時のみ通電するため、キーボードユニット装着時にムダな電力を消費する心配はない。

ディスプレーはリフレッシュレート144Hzで動作可能。図は上側ディスプレーの設定画面で、144Hzか60Hzの2択となっている。しかし、下側ディスプレーは140Hz、120Hz、100Hz、75Hzと細かく選べる。上側のディスプレーのリフレッシュレートを細かく設定できたほうがよいと思うのだが……

 今回のZenbook DUOはヒンジ設計が進化しており、前モデルでは不可能だった180度展開が可能になった(参考:2025年モデルのレビュー記事)。14インチ横画面を縦に2画面並べる運用が基本だが、180度展開して14インチの縦画面2つを横に並べるスタイルもできなくはない。ただし、後者の場合は別途タブレット台を用意しないと自立しない。

キーボードを外すと下側のディスプレーが起動し、デュアルスクリーンモードになる。今回のZenBook DUOより2枚の縦画面を180度展開してフラットな2画面構成にすることが可能になった。ディスプレーの回転検出機能も備えているので、この状態から横に倒せばデスクトップの向きも追従する

180度展開した状態で上下のディスプレー間のスキマを計測してみると、約0.86mm(矢印の「0」位置にある目盛りを見よう)だった。Zenbook DUOのディスプレーを制御する基板は上と下のでそれぞれヒンジと逆側に基板を配置。この変更によって、従来は大きかったディスプレーの隙間を狭められたという

本体裏にあるキックスタンド。揺れの大きい乗り物の中で使うには少々心許ないが、安定した机の上で腰を落ち着けて使うぶんには問題ないだろう

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