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あなたが買うべきガジェットは俺たちに選ばせてくれ! 推しガジェット大賞 2025 第223回

WiseeLAB「Wisee Cockpit Monitor」

まるで秘密基地みたい!組み合わせ自由の4画面モニターを使ったら圧倒的に便利だった

2025年12月26日 17時00分更新

文● ドリまつ/三宅/ASCII 編集⚫︎ASCII

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Wisee Cockpit Monitor

秘密基地みたいな4画面の作業環境。各モニターは縦/横画面などの設定が自由自在です!

 Wisee Cockpit Monitorは、複数画面を自由に組み合わせてデスク環境を基地化できるユニークなモニターシステムです。フルHD画面を3枚または4枚で構成し、用途や気分に合わせてレイアウトを即変更可能。デスクワーク中心の人にとって、圧倒的な情報量を一度に扱える頼れるデバイスです。ここからは、実際に使って感じたメリットとデメリットを紹介していきます。

Wisee Cockpit Monitorを購入する3つのメリット

ポイント(1)4画面の圧倒的な作業領域

 Wisee Cockpit Monitorは3画面と4画面のラインアップがあり、モニター枚数のぶんだけ作業スペースが手に入ります。各パネルは15.6型・フルHD(1920×1080)で、4画面使用時は実質4K相当の情報量を扱えます。

 ベゼルで区切られるため、1枚の巨大4Kモニターと同じとはいきませんが、この製品は縦にも横にも変形できるロマン枠。コックピット風のデザインや配置の自由度の高さが体験を大きく変えてくれます。「効率」だけでなく「テンション」まで上げてくれるガジェットです。

Wisee Cockpit Monitor

1モニター1用途で使える点がすばらしい。完全に役割を分担できます

YouTubeでWiseeLAB「Wisee Cockpit Monitor」のレビュー動画を見る

ポイント(2)メインだけ有線、残りはケーブルレス

 接続方法はとても簡単です。メインとなる画面だけパソコンとUSB Type-Cで接続し、残りの画面はケーブルレスで連動して映し出されます。複数画面を使う際の配線地獄がないことは大きなメリットです。

 各パネルはマグネット式ジョイントでパチッと連結します。分解して形を変えるのに工具も必要ありません。1枚あたりの厚さはわずか7.6mmと薄型で、メイン画面だけ持ち出して外で作業する、なんて使い方もできます。シーンに合わせて変形できるのが、この製品の面白さです。

Wisee Cockpit Monitor

メインのみUSB Type-Cで接続し、残りのモニターはマグネット式ジョイントでパッチンするだけ

ポイント(3)自由自在なレイアウト変更

 ジョイント部分は可動式になっており、いわゆるピボット回転が自由自在。4画面を横に並べて超ワイド環境にしたり、田の字レイアウトにして視線移動を最小限に抑えたり、自分好みにレイアウトを変え放題です。

 通常のデュアルやトリプルモニターでは実現しにくい細かな角度調整も可能で、作業に合わせて画面の数・向きを変えるという新しい体験を提供してくれます。まさに組み合わせ自由のモニター基地です。

Wisee Cockpit Monitor

3画面or4画面でレイアウトを変え放題!

購入時に確認したい2つのポイント

ポイント(1)フルHD4画面構成か4K単体モニターかの選択が必要

 フルHDパネルを4枚並べることで解像度は4K相当になりますが、どうしてもベゼルで画面が区切られるため、1枚の大画面4Kモニターのほうが快適な場面もあります。動画編集やCG制作のように、1つの大画面で細部を確認する作業が多い場合は、4K単体のほうがいい可能性があります。

 一方で、ウィンドウを大量に並べたい人、複数のタブを開いてタスクを同時進行したい人には4画面のほうが圧倒的に便利。用途の違いを理解したうえでモニターを選ぶと良さそうです。

Wisee Cockpit Monitor

15.6インチ×4のモニターなので、大画面1つのほうがいいという場合も

ポイント(2)60Hzなので動きの速いゲーム用途には不向き

 リフレッシュレートは60Hzで、動きの速いゲームをプレイする場合には不向き。どちらかというと、デスクワークのモニターシステムと考えられる製品です。

 もちろん、各画面が独立している構造上、没入感を求めるゲームプレイにも適していませんが、シミュレーター系でマルチ画面がメリットになる場合もあるので、自分かプレイしたいゲームによって考えるのもよいでしょう。

Wisee Cockpit Monitor

リフレッシュレート60Hz対応なので、フレーム単位で勝敗が決まるゲームをするには不向き

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