あなたが買うべきガジェットは俺たちに選ばせてくれ! 推しガジェット大賞 2025 第204回
NECパーソナルコンピュータ「LAVIE SOL」
「売れた」Z世代向けWindowsパソコン、コスパの不満も軽減、これなら心配なく買える!
2025年12月07日 17時00分更新
見た目はほぼ変わらず“あのSOLの雰囲気”のまま。でも中身は一気に現代仕様へジャンプ。Core Ultraプロセッサー(シリーズ2)を搭載してAIまわりの性能が大きく進化し、あのときの「割高感」が一気に消えたんです。
AIパソコンは2024年ごろだと微妙な印象もありましたが、今は持ってると自然に便利になる時期に入りつつあります。みなさん、AIバリバリつかっていませんか? そうした流れとSOLの刷新がぴったり重なっていて、「これはもう買って大丈夫だな」と素直に思える仕上がりです。
LAVIE SOLを購入する3つのメリット
ポイント(1) 軽くて静かで長時間。学生生活にちゃんとハマる万能スペック
今回のLAVIE SOLも、使いはじめてまず感じるのは「扱いやすさ」です。LAVIE SOLは約1,197g、薄さ14.3mmという携帯性のバランスが取れたサイズです。 移動が多いキャンパスライフでも、カバンに入れて気軽に持ち運べるサイズ感。カフェの小さめテーブルでも、キャンパス内の空き教室でもしっくりくるものです。
静音性の高さも魅力。授業中や図書館でPCが急にファンをブワッと回しだすと、ちょっと気まずい場面がありますが、LAVIE SOLはそこが本当に静か。排熱処理がうまく、普段の作業なら「今動いてる?」と思うほど。
それと注目すべきはバッテリー。NECが「2 Days AIバッテリー」「4 Years AIバッテリー」と呼ぶ、バッテリーのAI制御機能を搭載。2日間連続使用可能な省電力モードと、充電サイクルを抑えてバッテリー劣化を抑える仕組みがあり、学生として毎日持ち歩く前提でも安心感があります。
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ポイント(2) CPU問題がついに解消。性能×AIで価格に見合うモデルに
初代SOLは「CPUだけは残念」という印象でした。軽くて質感は良いのに、世代遅れの第13世代Coreだったこともあり、20万円前後では割高に感じていました。
新モデルはそこがアップデート。上位モデルにはCore Ultraプロセッサー 200Vシリーズを採用しており、性能もAI処理能力も別物レベルで進化しています。複数タブを開きながらレポートを書いたり、オンライン会議を並行したり、画像編集や簡単な動画編集をこなしてもサクサクPCが動いてくれます。
Copilot+ PC対応でAIが日常的に使えるようになったのも大きな変化です。ここまで揃えば、20万円前後という価格帯もようやく「納得できる」に変わったといえそうです。
ポイント(3) ケースの種類、CTOカスタムなど“自分のPC感”を楽しめる設計
LAVIE SOLはカラーバリエーションが豊富。ムーンブラック、プラチナシルバー、フェアリーパープルの3色展開があります。シンプルな見た目ながらも、それぞれ雰囲気が違っており、自分好みのカラーを選びやすいです。
さらに面白いのが、Caseplayというブランドを通じて着せ替えケースが1000種類以上用意されている点。風景、イラスト、キャラクターなど、好みに合わせて選べるのはかなり嬉しい選択肢です。
また、WEB限定モデル(LAVIE Direct)ではメモリー(16GB/32GB)やストレージ(256GB〜1TB)をより幅広く選べます。「学業メインで軽く使いたい」「サークルで動画制作もするかもしれない」など、将来の使い方に合わせて育てていけるのは強み。自分に合ったカスタマイズのモデルを選べる安心感もあります。
購入時に注意するべき側面
下位モデルか上位モデルか自分に合った構成を選ぼう
LAVIE SOL(2025年店頭モデル)は「S1375」「S1365」「S1355」の3モデルを展開。下位モデルのS1355は「Core i5-1335U」と16GBメモリーとなり、上位のS1375は「Core Ultra 7 258V」と32GBメモリーを搭載しています。
大学4年間という長期スパン+PCをかなり使う予定があるのなら、Core Ultra搭載モデルを選ぶのが得策かと思います。下位のCPU構成だと、初めは問題なくとも数年後に「もたつき」を感じやすく、結果的に買い替えサイクルが短くなるリスクがあります。
とはいえ低価格で買えるのは下位モデルです。自分がどんな使い方をするのかしっかり考えて、どの構成にするかを考えてみてください。
LAVIE SOLは若者向けを謳ってはいますが、安価なエントリー機種ではありません。 AI性能、静音性、扱いやすさ、サポート含めて全体の完成度が上がり、価格と性能の釣り合いがしっかり取れている印象ですが、とにかく私は安いPCがいいんだ!」というニーズには応えないので、そこだけは事前に理解しておくのが吉です。

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