5万人規模のロックフェス「モンバス」移動基地局車を投入
香川県・国営讃岐まんのう公園で開催される「MONSTER baSH(愛称モンバス)」は2000年より開催され、今年で25回目を迎えた。1日2万5000人、2日間で5万人が参加する大規模なロックフェスだ。
公園は全体的に起伏があり、大きな樹木が生えているなど、電波をまんべんなく吹くには若干、難易度の高い場所と言える。
今回、NTTドコモでは移動基地局車を2台投入した。まず、1台目はステージを前に客席あたりを中心的にカバーするように配置された。4Gのみのアンテナだが、マルチビームに対応しているのが最大の特徴だ。
通常、基地局で利用されているアンテナは3や6セクタとなっており、1セクタあたり60〜120度という広い範囲でカバーしている。今回、投入されたマルチビームアンテナは1セクタあたり10〜15度ほどと狭く、電波を発射するようになっている。このため、1セクタあたりのユーザーを少なくしてトラフィックを分散することで安定した通信環境を提供できるという。
ちなみに移動基地局車が使っている周波数帯は2GHz、1.5GHz、800MHzの3つだが、マルチビームアンテナとなっているのは2GHzの5セクタと1.5GHzの3セクタとなっている。
このシステムはすでに四国内で開催された数十万人が参加するような花火大会でも効果を発揮しているとのこと(取材日がモンバス開催前日のため、当時の効果は確認できず)。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第280回
トピックス
楽天モバイルにとってpovoは“毒リンゴ” ローミング終了後の行方は? -
第279回
トピックス
「ahamoだけ遅い」は誤解──ドコモ値上げに立ちはだかる通信品質問題 -
第278回
トピックス
銀行職員のBeReal騒動はなぜ起きた 問うべきはリテラシーではなくスマホ管理だ -
第277回
トピックス
ドコモ、ソフトバンクも始めた「Starlink Direct」 KDDIが打ち出す“中身”の違いとは -
第276回
トピックス
ソフトバンク、独自のAIスマホを発売へ グーグル相手に勝算はあるのか -
第275回
トピックス
日本のミリ波どうなる? カギを握るのはやはりiPhoneか -
第274回
トピックス
iPhoneが変えた日本 キャリアとメーカーを揺るがした20年 -
第273回
トピックス
ANAモバイル開始、その裏で存在感を放つIIJ JALとの違いも鮮明に -
第272回
トピックス
アップル、グーグルに引き離される可能性 Androidを変える「先回りAI」の衝撃 -
第271回
AI
「石川さんに3000円振り込んで」住信SBIネット銀、AIに頼むだけの新サービス開始へ -
第270回
トピックス
楽天モバイル、黒字化の裏で不満噴出 通信設備に“2兆円投資”必要か - この連載の一覧へ













