二見鷹介プロデューサーのインタビューもお届け!

期待のロボットTPS『SYNDUALITY Echo of Ada』をプレイレポート!

2024年08月23日 08時00分更新

文● BRZRK 編集●ミヤザキ/ASCII

拠点を充実させよう

 地上で資材を回収したり、タスクを達成することで資金が集まったらプロダクトスペースの復旧に取り掛かる。これは早い話がドリフターとして活動するための拠点で、最初はボロボロの廃墟といった様相だ。

 しかし前述したように資材と資金を集めることで復旧させていくと、傷ついた武器やパーツの修理が可能になるなど得られる恩恵は多い。まぁ、その資材を集めるためにリスクを犯して地上をウロウロしなければならないので大変っちゃ大変なんですがね。

期待のロボットTPS『SYNDUALITY Echo of Ada』をプレイレポート!

もう荒れ放題で完全な廃墟となっているプロダクトスペースだが……

復旧が進むと見た目が基地っぽい感じになる。うん、隠れ家っぽさが出て良きかな良きかな

とにかく仕事をこなすことが大事

 ドリフターが受けられるタスクは最初は「ドリフター振興協会」からのみとなっている。だが、進めていくと「旧アメイジア暫定政府」や「メイガスラボ」といった異なる団体からも受注可能に。これらのタスクは同時並行で進めていくことが可能なので、できれば1度の出撃で多くのタスクを消化しておきたいところ。

 ただ、そうなると前述したようにリスクも高くなり最悪の場合は帰還直前に全ロスなんてことも。実際、筆者は今回の体験会で何度か全ロスして魂が抜けかけた次第だ。

 そこで利用したいのが保険だ。こちらは出撃前に装備などに金銭を支払って保険をかけると、いざ地上で倒されたときに武器や装備が返ってくるというシステムだ。何事もなく帰還できた場合は保険に要したお金だけ取られるのだが、保険をかけずに倒され装備類を書い直す場合の金額を考慮すると利用しておいたほうが良いだろう。

 まぁ筆者は余裕ぶっこいて保険をかけ忘れたところを倒されて泣いたわけだが。

期待のロボットTPS『SYNDUALITY Echo of Ada』をプレイレポート!

大切なものほど保険をかけておいて損はない

 拠点の復旧にはレベルの概念があり、今回の試遊では時間制限もあったため上のレベルだとどういう恩恵があるかは確認できなかったが、武器の開発などプレイアビリティの向上に役立つとのこと。タスクをこなしながら拠点の復旧・充実化を目指してプレイしていくといいのだろう。

 ちなみにタスクを進めていくと少しずつ店売りやクラフト可能な装備・アイテム類の幅が増えていく。なので、うまくプレイできなくてもコツコツと日進月歩のつもりでプレイしていけばOK。

期待のロボットTPS『SYNDUALITY Echo of Ada』をプレイレポート!

追加される武器やパーツはそれぞれ特性が異なるため、いろいろな組みあわせを試してみたくなる

ドリフター狩りもできるが……

 PvPvEのタイトルということで気になるのが対人戦闘だろう。本作では対人戦闘は推奨こそされていないが行うことが可能だ。かくいう筆者もマップ上をウロウロとしていたところ、突然ほかのプレイヤーに攻撃され撃破されてしまった。

 まぁそういうジャンルなので当然こういうのは起こるものだと思っていたのだが、いざやられると喪失感が多いのも事実。じゃあ狩られる側から狩る側になればいいんじゃないか? と思い再度出撃。

 メイガスの報告を頼りにほかのプレイヤーを探し出し、死角から一方的な攻撃で撃破してみたところメイガスに小言をもらい、振興協会からは注意を受けてしまった。

▼【先行プレイ動画2】『SYNDUALITY Echo of Ada』アイテム強奪映像

URL:https://youtu.be/UetrV0BMJ3k

 どうやらドリフター狩りばかりをしていると最終的には別のマップへと飛ばされるだけでなく、賞金首になったり仕事も発注してもらえなくなったりと難しい立場へと追いやられるようだ。

 ただ、かなり高めの金額を支払うことで罪を償うこともできるようなので、そのへんはプレイヤーのマインドに任せるということなのだろう。

期待のロボットTPS『SYNDUALITY Echo of Ada』をプレイレポート!

要注意とされた筆者。このまま悪の道を進むべきか引き返すべきか……

とても遊びやすいエクストラクションシューターだ!

 以上、数時間じっくり試遊させていただいた印象は「非常に遊びやすい」ゲームだということだ。筆者はほかのエクストラクションシューターのタイトルもそれなりに遊んでいるのだが、随一と言える遊びやすさを本作からは感じている。

 その理由として挙げられるのがプレイアビリティの良さだろう。例えば、ほかの作品ではタスクを終えるといちいち依頼者に達成報告をしなければならないのだが、本作は自動で報告・受注を行ってくれる。また、三人称視点で行われるため画面の視野が非常に広く、周辺状況を把握しやすいので同ジャンルの初心者でも遊びやすい作りになっていると感じた。

期待のロボットTPS『SYNDUALITY Echo of Ada』をプレイレポート!

面倒な要素は極力取り払われている印象だ

 そして、プレイヤーに何をするのかを説明するチュートリアルの充実具合も目を見張る物がある。プレイヤーの進行度にあわせて次に行うことを教えてくれるムービーが挿入されるようになっており、プレイヤーが何をすべきかを教えてくれる。これは「今何をすればいいの?」と迷いがちなプレイヤーにとって嬉しい限りだ。

期待のロボットTPS『SYNDUALITY Echo of Ada』をプレイレポート!

デフォルメされたクレイドルコフィンが可愛らしいムービーは必見だ

 対人戦が起こり得るという点についてだが、そこはPvPvEという性質を考えると避けることの出来ないコア要素であり、この世界を表現する大事な部分となっている。なので、対人戦は……という人はとっつきにくい可能性は否定できない。

 ただ、本作ではエモートをはじめとして他者とコミュニケーションを取りやすくしたり、協力を促すような調整も行っていくとのこと。なので、躊躇している人もとりあえず触ってみてはどうだろうか。

▼【先行プレイ動画3】『SYNDUALITY Echo of Ada』敵対的NPCとの戦闘映像

URL:https://youtu.be/48Ff8fa9puI

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう