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「どのテンプレートを選んだらよいか」の悩みを解決

参考サイトのURLを入力するだけ! ペライチ、たった10分でホームページを生成するAI機能

2024年08月05日 13時00分更新

文● ASCII

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 中小企業・個人事業主向けのホームページ作成ツール「ペライチ」は、2024年8月5日、参考にしたいサイトのURLを入力するだけでAIが最適なホームページを自動生成する「ペライチクリエイトアシスタント」の機能を発表した。

 ペライチによると、中小企業・個人事業主の多くが、「ページ構成を決められない」「社内にノウハウがない」などの理由で、業者にホームページ制作を発注しているという。加えて、同社が2024年7月に実施した調査では、ホームページの外注において、2社に1社が11営業目以上納期がかかり、2.3社に1社が10万円以上のコストがかかっている。

ホームページ制作における悩み

 ペライチクリエイトアシスタントは、これらの課題を解決するもので、ホームページ制作にかかる工数・リードタイムを削減できる。参考にしたいサイトのURLを入力するだけで、AIが画像やテキストなどを読み込み、ペライチの600種類以上のテンプレートを用いて、目的に合ったデザインやページ構成のサイトを“10分ほど”で自動生成する。生成されたサイトはCMSツールによって、専門的な知識を必要とせずに、感覚的に修正・テストが可能だ。

ペライチクリエイトアシスタント

 ペライチでは、ECモールの自社ページから自社のオンラインショップを作成する、過去に作成した古いページの構成を最適化する、セミナーの概要ページから予約受付ページを作成するといったユースケースを挙げる。参考とするページの権利上の問題については、ペライチ側で権利を保有しているかを判断できないため、ユーザーの責任の下で利用してもらうことを想定しているという。

 ペライチクリエイトアシスタントの価格や提供方法は現時点では未定、まずは、8月5日よりペライチユーザーに対する無料モニターの受付を開始する。同機能の特集ページより、申し込みが可能だ。

 なお、ペライチクリエイトアシスタントは、AWSジャパンの技術支援を受けながら、生成AIアプリケーションの構築基盤である「Amazon Bedrock」で実装されている。同社は同機能の技術について特許出願中としている。

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