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篠原修司のアップルうわさ情報局 第2078回

Bloomberg報道

アップル「Apple Vision Pro」低価格版はiPhoneやMacとつなぐ必要があるかも

2024年07月02日 20時00分更新

文● 篠原修司

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 アップルが開発中の低価格版Apple Vision Proヘッドセットは、iPhoneやMacに接続して使用する必要があるかもしれない。米メディアBloombergのMark Gurman記者が2024年6月24日のニュースレターで報じた。

 同氏によると、アップルはコードネーム「N107」と呼ばれるApple Vision Proの低価格版となるプロトタイプの開発を進めているという。

 アップルは主要機能を維持しながらコストを下げることに苦心しており、視野角を狭めることでコストを削減する予定だが、最大の節約策はiPhoneやMacに接続して計算処理を代わりにさせることだそうだ。

 これによりデバイスの処理能力のための部品などのコストを削減できる見込みであり、実現できれば2025年末にも低価格版を発売する計画だという。

 しかも、この計画は「Vision Proが2023年に発表される前」からのものだそうだ。

 このほか同氏はアップルはヘッドセットのハイエンドモデルから撤退する予定はなく、優先順位は低いもののコードネーム「N109」と呼ばれる第2世代Vision Proの開発を続けていると伝えている。

   

筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
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