ASRockはCOMPUTEX TAIPEI 2024のメディア向け発表会で、Ryzen 9000シリーズに対応する最新チップセットX870を搭載した「X870E Taichi」などマザーボードの新製品を発表した。
Taichiは4モデルで展開
「CAMM2」対応マザーボードも!
同社の人気シリーズ「Taich」は「Taichi」「Taichi LITE」「Taichi OCF」「Taichi AQUA」の4モデルで展開される。AMDのRyzen 9000シリーズ、インテルの次世代CPU「Arrow Lake」にそれぞれ対応する。
AMD X870Eチップセット搭載のフラグシップモデル「X870E Taichi」は、110A Smart Power Stage(SPS)を使用した27フェーズの電源を採用。PCI Express(PCIe) 5.0 x16スロットを2基、4基のM.2スロット(うち1基がPCIe 5.0対応)を搭載している。
また、マザーボード本体の新機構として「EZ Release」を新たに搭載、横に引くだけでグラフィックボードの固定を解除し、簡単に取り外せる。Taich、Taich OCF、Taich AQUA、Phantom Gamingシリーズの「NOVA」に採用されている。
「Z790 NOVA WiFi」で採用されていたツールレスデザインのM.2ヒートシンクも採用。こちらは、TaichシリーズやPhantom Gamingシリーズ、Steel Legendなどに搭載する。
次世代のメモリー規格「CAMM2」をサポートするマザーボードが「Taichi OCF CAMM2」だ。インテルの新CPUの開発コード「Arrow Lake」に対応し、110A SPSの電源、6基のM.2スロット(うち1基がPCIe 5.0対応)を備える。
AMDにも広がる「NOVA」
そのほか注目のマザーボード
ゲーム向けマザーボードのPhantom GamingからフラグシップモデルとしてAMD CPU向け「X870E NOVA WIFI」とインテルCPU向け「NOVA WIFI」も発表。昨年登場したばかりのNOVAブランドが早くも最新のAMDチップセットに対応して登場した。
最大480Hzに対応した
OLEDのゲーミングディスプレー
マザーボード以外にもPhantom Gamingブランドからゲーミングディスプレーが登場する。OLEDのゲーミングディスプレーのフラグシップ「PG032UFS2B」はUHDで240Hzのリフレッシュレートを発揮する。
また、ディスプレーモードを変更することで、フルHDで最大480Hzのリフレッシュレートに対応する。
そのほか、最大520Hzのリフレッシュレートに対応する「PG27FFX2A」なども発表された。
ワークステーション向けRadeonもお披露目
また、ワークステーション向けのRadeonも発表。「AMD RADEON RX 7900 XTX WS 24GB」は24GB GDDR6を備え、12VHPWRの16ピンで接続する。
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