シフトレバーが独特の位置にあるので慣れが必要
運転席に座ったゆみちぃ部長。「カッコいいですね。それに高級感がありますね」とご満悦です。ステアリングコラムからシフトレバーが伸びるのがメルセデスの特徴。そのためセンターコンソールはスッキリです。ステアリングパドルは回生量の調整で、最大にすればワンペダルに近い動作をします。ただし、完全停止はブレーキペダルを踏む必要があり、これは日産に似ています。クルーズコントロールはアダプティブで車線監視・ハンドル支援付きです。右手側にあるので、日本車から乗り換えた際に戸惑いは少ないでしょう。
試乗車にはオプションのパノラミックスライディングルーフ(17万6000円)が装着されていました。「いいですねーコレ」とゆみちぃ部長。一時期、この手のオプションは見かけなくなったのですが、ここ数年、復活してきたようです。
USBはType-Cで、もちろんApple CarPlay、Android AUTOにも対応します。スマホトレイは横置きタイプでワイヤレス充電に対応。結構タイトな大きさなので、USBケーブルを差し込むと置くことは難しいでしょう。ナビ検索はGoogleのシステムを使っているようですので、メルセデス的には「CarPlayは使わずナビを使いましょう。車両とスマホはBluetoothで接続しましょう」という意思を感じました。
操作はタッチパネルのほか、アームレストにあるトラックパッドでもできます。できるのですが、操作には相当な慣れが必要で、乾燥肌の部員Kは指先にパッドが反応せずイライラがウルトラマックス。結局「ディスプレイを触った方が早い!」となったわけですが、それはそれで何か悔しいと思う部員Kでした。
この連載の記事
-
第491回
自動車
ボルボの電動SUV「EX30」は価格と性能のバランス良し! 乗って実感したオススメポイント5つ -
第489回
自動車
サーキット向けのアルピーヌ「A110S」はフランスらしいデザインと上質さで街乗りも楽しい -
第489回
自動車
アストンマーティン「DB12」はラグジュアリーと最高性能を両立させて究めた1台 -
第487回
自動車
Hondaのセダン「アコード」はすべてが適度でちょうどいい! 5つの魅力を紐解く -
第486回
自動車
これぞ王道! これぞ本流! BMWの魅力を凝縮したSUV「X5」は最高の1台と断言する -
第485回
自動車
1000万円対決! ポルシェ「マカンT」とアウディ「SQ5」似て非なる2台をあらた唯と徹底比較 -
第484回
自動車
日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞のHonda「FREED」の魅力と買いのグレードはコレだ! -
第483回
自動車
【ミニバン売れ筋対決】ホンダ「フリード」とトヨタ「シエンタ」の良いところと微妙なところ -
第482回
自動車
これがBMWの未来! フラッグシップEVの「iX」は乗り心地良すぎで動くファーストクラス -
第481回
自動車
アルファ・ロメオのハイブリッドSUV「トナーレ」はキビキビ走って良い意味で「らしく」ない -
第480回
自動車
独特なデザインが目立つルノーのクーペSUV「アルカナ E-TECH エンジニアード」はアイドルも納得の走り - この連載の一覧へ