顧客の本音の可視化するLLMモジュール「ニーズ可視化AI」

ニーズ可視化AIを用いたVOC分析プロジェクトの全体像

　Ever Growthは4月8日、生成AIに使われているLLM（大規模言語モデル）をVOC（顧客の声）データ分析用に特化させた独自のLLMモジュール「ニーズ可視化AI」を正式リリースした。

ニーズ可視化AIの特徴

・LLMを利用して文脈単位で背景まで汲み取った解析・多次元タグ付けができるため、今まで気付かなかった顧客の本音を可視化する

・データ×マーケティングの専門企業が、経験とノウハウを元にVOC分析用に特化させたLLMモジュールだからこそ、VOCデータが整備されていない、分散した環境でも正確に機能する

・ツールを提供して終わりではなく、データ×マーケティングの専門コンサルタントも伴走するプロジェクトとして提供するからこそ、可視化されたデータの解釈や具体的な対応プラン策定までも成果物として確認しながら、活用を徐々に進められる

プロジェクトの成果物

　形式はレポートで、現状分析・課題／機会の特定、具体的な対策実行プランの内容を含み提出する。

　現状分析の内容は、カスタマージャーニー上の主に3つの領域に分けて記述。 具体的には、「商品／サービス自体とその広告」「デジタルチャネルでの受け皿」「コンタクトセンター」の3つ。課題／機会の特定だけでなく、具体的な対策の実行案も客観的なエビデンスに基づいて詳細に報告。

　レポートで示された対策プランを実行するフェーズで、アドバイザー・実行代行などの形でプロフェッショナルが伴走する体制も整っており、レポート納品後も、実益につながる統合的な支援体制も可能するなど、利用者の事業成長に当事者意識で取り組んでいくという。

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