値上げ基調のなか、“シンプルで安い”MVNOに再び脚光
NTTドコモやKDDI、ソフトバンクは、金融商品と通信料金を連携させたプランにシフトしているが、いずれも「値上げ基調」になっている傾向がある。
2020年の菅政権による「圧力値下げ」により、通信料収入が大きく落ち込み、ようやく復活しつつあるタイミングだけに、機会を見て「値上げ」に持って行きたいというのが本心だ。
そんななか、MVNOに対しての「接続料」はいまだに値下げ基調が続いており、MVNOにとってはコストである接続料が下がることで、安価なプランを維持しやすいという状況になっている。
ここ数年、ahamoショックで元気のなかったMVNOだったが、ここに来て「シンプルで安い」という魅力が改めて見直され、MNOからユーザーを奪える環境が整いつつあると言えるだろう。
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