クルマ好き女子の矢田部明子です。今回は、三菱の軽自動車「デリカミニ」についてレポートします。売れ行き絶好調のデリカミニ! 「ウェイッ!」と鳴く緑の犬のキャラクター「デリ丸」がキャンプ場を駆け回るCMは、テレビで見ない日はないほど流れていました。ということで、今話題のデリカミニを1週間お借りすることができたので、良かった点&気になったところを忖度なくレビューしていきます。
購入をご検討されていらっしゃる方は、ぜひ参考にして下い。
デリカミニはこんなクルマ!
軽スーパーハイトワゴンに分類されるデリカミニのベースは、同社の「ekクロススペース」です。そのekクロススペースの外装&内装デザインを、ミニバンのデリカっぽく仕上げたのがデリカミニとなります。また、4WDモデルに関しては、165/60R15サイズのタイヤ&専用チューニングが施されたサスペンションが装着されることで、最低地上高160mmと車高は高め。
個人的にはココも萌えポイントで、少しくらい足元が悪くても走れるぞ!というデリカミニの意気込みを感じます。
三菱「デリカミニ Gプレミアム」の主なスペック | |
---|---|
サイズ | 全長3395×全幅1475×全高1830mm |
ホイールベース | 2495mm |
車重 | 970~1060kg |
エンジン | 659cc DOHC 直列3気筒 |
最高出力 | 52/64PS(38/47kW)/ 5600/6400rpm |
最大トルク | 60/100N・m(6.1/10.2kgf・m) /2400~4000/3600rpm |
価格 | 180万4000円~223万8500円 |
それでは、細かくチェックしていきましょう!
デリカミニの魅力 その1
デリカっぽい外装&内装デザイン
デリカミニという名前だけあって、デリカの弟のようなフロントフェイスが◎。丸目で少しつっているライトは、公式キャラクターのデリ丸にそっくりです(デリカミニに合わせて作ったキャラクターなので当たり前ですが)。
三菱の伝家の宝刀「ダイナミックシールド」は、オプションで艶のあるグロスブラックに変更可能。また、「DELICA」の文字を白文字に変えることもでき、カスタムの選択肢が多いのも魅力です。ちなみに、標準装備はボディーと同色文字になります。
サイドで注目すべきは、タイヤ周り! フェンダー部分をブラックにすることでタイヤハウスが大きく、そして車高が上がっているように見えるため、四駆っぽさが感じられます。
フェンダーが平らな理由は、軽規格に収めるためとのこと。ピアノブラックのようにツルツルしているのは、樹脂だと安っぽく見えてしまうからだそうです。
リアバンパーはステップガードっぽいデザインにより、サイズ以上に大きく見える&リアのライトが横に離れているので、横幅があるように見えます。ちなみに、カラー展開は2トーンが6色、モノトーンが6色です。モノトーンはグレーや深緑などのアースカラーが多め、2トーンはポップなカラーもラインナップされています。
内装デザインは、シンプルで商用車っぽい感じがGOOD。全体的に樹脂部分が多めですが、安っぽさは感じられず、むしろこの車にピッタリです。
この連載の記事
-
第483回
自動車
【ミニバン売れ筋対決】ホンダ「フリード」とトヨタ「シエンタ」の良いところと微妙なところ -
第482回
自動車
これがBMWの未来! フラッグシップEVの「iX」は乗り心地良すぎで動くファーストクラス -
第481回
自動車
アルファ・ロメオのハイブリッドSUV「トナーレ」はキビキビ走って良い意味で「らしく」ない -
第480回
自動車
独特なデザインが目立つルノーのクーペSUV「アルカナ E-TECH エンジニアード」はアイドルも納得の走り -
第479回
自動車
レクサスのエントリーSUV「LBX」は細部の徹底作り込みで高級ブランドの世界観を体現した -
第478回
自動車
レクサスの高級オープン「LC500 コンバーチブル」は快適さのその先を教えてくれる -
第477回
自動車
BMWの都市型SUV「X4」は直6エンジンならではのパワフルな走りがキモチイイ! -
第476回
自動車
最新のマツダ「ロードスター」は乗った誰もが乗り換えを検討するレベルのデキの良さ -
第475回
自動車
EV=無個性ではない! BMWのEV「iX3」は剛性ボディーが魅力のミドルサイズSUV -
第474回
自動車
ルノーのコンパクトカー「ルーテシア E-TECH エンジニアード」は軽量でパワフルでスポーティー! -
第473回
自動車
ホンダの大人気ミニバン「FREED」に乗ってわかった5つの良くなったポイント - この連載の一覧へ