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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第398回

働くクルマ・日産「NV200 バネット」は乗れば乗るほど味が出る!

2024年01月06日 15時00分更新

文● 矢田部明子 写真●吉野健一 編集●ASCII

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NV200の特徴 その3
意外と快適な車内

 商用車=シートが硬いというイメージがありましたが、思ったよりもフワフワして厚さがあり、座りやすかったです。

NV200

 運転席のシートは前後スライド&リクライニングができます。しかし、助手席はリクライニングしかできません。また、後部座席は商用車のため固定です。

NV200

 運転席足周りは広々とした作りになっているので、狭いと感じることはありません。ヘッドクリアランスは拳5個分と、十分なスペースがあります。

NV200の特徴 その4
各装備の使い勝手

NV200

 運転席側の窓は手動ではなく、パワーウィンドウになっています。

NV200

 ドリンクホルダーは丸型で、残念ながら紙パックは入りません。

NV200

 カード入れはサイズが大きく、形は楕円形となっています。

NV200

 グローブボックスにフタが付いていない&角度的に急ブレーキをかけると置いていた荷物が出てきそうです。これはちょっと残念なポイントでした。

NV200

 その右側には、MAX3kgまでかけられるフックが付いています。高さ的に袋が床に着いてしまうので使いにくかったです。

NV200

 センターコンソール部分にあるドリンクホルダーには、紙パックを入れることができます。紙パックを入れない場合は、ペットボトルが2本置けます。

NV200の特徴 その5
安心&大容量の積載量、走行性能

NV200

 ドア内側には傷がつかないように、じゅうたん生地の布が貼られているのは◎。このおかげで、商品にも傷がつかないと仰っていました。

NV200

 158cmの私が荷室に立つとこんな感じです。

NV200

 実際に荷室に段ボールを積んでみると、こんな感じになります。広々としているので、車中泊も余裕でできると思います。ただ、内装が剥き出しなので、夏は暑く冬は寒いのです。

NV200

 商用車の乗り心地は固いと言われることが多いですが、愛車のランドクルーザー76と比べてそんなに変わりはありませんでした。ちなみに、商用車の乗り心地が固くなってしまう理由は、荷物を大量に積むためにバネレートを高くしているためです。荷物を積んだ時の方が重心が下がり、走りやすくなるというわけです。

 オーナーに聞くと、取り回しがしやすく、中華街などに段ボールを持っていく際はNV200が最高とのことでした。

 今回は商用車のNV200をレビューしてきましたが、いかがだったでしょうか? この記事では最低限押さえておきたいポイントを、動画では重箱の隅をつつくように詳しく解説&若干辛口コメントもしているので、よろしければご覧ください。

■関連サイト

筆者紹介:矢田部明子

 中学生の頃、クルマのメカニズムに興味を持ち工業高等専門学校に入学。専門的な知識を学んできました。もちろん、クルマに乗るのも大好きで「ランドクルーザー60→ランドクルーザー76」と乗りついでいます。最近の唯一の癒しは、週末にオフロードに出かけることです!

 クルマのメンテナンスなど工業高等専門学校で学んだ知識と経験を活かして、様々な角度からお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

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