アキバスタッフが認めた多機能の割には高コスパな「Z790 NOVA WIFI」で組むゲーミングPC
提供: ASRock
高ワークロード時の挙動をチェック
ここからはストレステストを使って、システムに負荷をかけていこう。まずはCore i7-14700Kの全コアに強烈な負荷をかける「CINEBENCH R23」(30分間)を実行だ。「HWiNFO64 Pro」を使用してテスト中をモニタリングし、Pコアクロック「P-core 0 T0 Effective Clock」、Eコアクロック「E-core 8 T0 Effective Clock」、CPU消費電力「CPU Package Power 」。リアインターフェース側VRM温度「Power Stage Max」、VRMファン回転数「MOS Fan」を抽出、まとめた。
CPUコアクロックは、Pコアが5200~5400MHz台、Eコアが4100~4200MHzで推移し、CPU消費電力はおおむね300~330Wとなっている。テストの合間にダウンするが、30分間連続して、300Wオーバーを消費する高負荷状態だが、VRM温度は最大でも、71度に抑え込んでいる。
リアやトップの排気ファンによる風の流れもあるPCケース内なら、より不安のない温度になりそうだ。また、VRMファンはテスト開始時の2600rpm台から3500rpm台まで上昇しているが、バラック状態でもとくにファンの風切り音などが、気になることはなかった。
続けて重量級ゲームタイトルと知られている「Cyberpunk 2077」を1時間程度プレイ。ゲーム内で30分間ほど立ち止まっていた際の推移を抽出した。CPUへの負荷は低く、CPU消費電力も最大でも124Wで、おおむね100W以下で推移し、VRM温度も44~45℃とまったく不安のない温度になっている。
Core i7-14700Kのよい相棒になること受けあい
実使用時と同じ、PCケースに収めた状態ではないが、300WオーバーのCPU消費電力を安定して供給でき、不安のない温度となっていた「Z790 NOVA WIFI」。ショップスタッフが推しだけあって、今注目のCore i7-14700Kを組み合わせたハイエンドゲーミング自作のベストパートナーになってくれるマザーボードだ。
高いCPU性能により普段使いやクリエイティブ作業も快適!
最後に自作レシピのパフォーマンス面も紹介しておきたい。検証環境はメモリー容量や、ストレージ容量などに違いもあるので、まったく同じとは言えないが、大きな違いはないので参考として欲しい。
まずは定番ベンチマーク「CINEBENCH R23」を実行すると、マルチコア34054pts、シングルコア2011ptsをマーク。PL1/PL2無制限時のCore i7-14700Kの性能を最大限引き出している。
システムの総合性能を確認できる「PCMark 10」を実行すると、総合スコア9594を記録した。テストの詳細を確認していくと、アプリの起動やビデオ会議、ウェブブラウジングなどといった基本の性能を測る「Essentials」が11877、表計算や文書作成のオフィスワークのアプリ性能を測る「Productivity」が11643、写真編集や動画編集、3DCG製作などのクリエイティブ系の性能を測る「Digital Content Creation(DCC)」が17330という好スコアとなっている。
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