TSUKUMOの店員が厳選!ASRockの高コスパマザーを使ったゲーミングPC自作はコレ!
提供: ASRock
重量級のタイトルもWQHDで平均で120fpsが狙える!
上記のような構成で、実際にどれほどのパフォーマンスが出るかは気になるところだろう。今回はCPUおよびビデオカード、マザーボードを用意し、簡単なゲーム系ベンチマークで性能をチェックしてみた。メモリーやSSD、CPUクーラーなどは編集部にあったPCパーツで代用している。メモリーはクロックこそオススメ構成より低いが容量が倍であるなど、多少違いがあるため、オススメ構成とは若干スコアーに違いが生じるとは思うが、基本性能の参考として欲しい。
検証環境 | |
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CPU | AMD「Ryzen 7 7800X3D」 (8コア/16スレッド、最大5.0GHz) |
CPUクーラー | 簡易水冷、360mmラジエーター |
マザーボード | ASRock「B650 Pro RS」 (Socket AM5、B650、ATX) |
メモリー | CORSAIR「CMH32GX5M2B5600C36」 (32GB×2、DDR5-4800) |
ストレージ | Nextorage「NE1N1TB/GHNEL」 (1TB M.2 SSD、PCIe 4.0) |
ビデオカード | ASRock「Radeon RX 7800 XT Steel Legend 16GB OC」 (Radeon RX 7800 XT、16GB GDDR6) |
電源ユニット | 850W、80 PLUS GOLD |
3Dグラフィックスの描画性能を計測する定番ベンチマーク「3DMark」では、4Kで描画される高負荷テスト「Time Spy Extreme」からもっとも軽負荷な「Fire Strike」まで、いずれも高いパフォーマンスを発揮できていることが分かる。フルHD・WQHD解像度でのゲーム性能が快適そのものなのはもちろん、4K解像度でもある程度は戦える、といった感じのスコアだ。
「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」では、画質を最高品質に固定し、解像度フルHD、WQHD、4Kの3パターンで計測を実施した。フルHD解像度では「Ryzen 7 7800X3D」の3D V-Cache効果もあり、35000を超える極めて高いスコアーが記録できているほか、WQHDにおいても28000越えを達成し、いずれも快適さの指標は最高評価の「非常に快適」となった。
4Kでは1段階下の「とても快適」に落ちるものの、それでもスコアーは12000を超えており、十分に良好な結果と言える。いずれの解像度でも、出力したレポートではフレームレートが平均60fpsを余裕で上回っていることから、ハイリフレッシュレート対応のディスプレーと組み合わせて滑らかな画面でプレイしたいところだ。
「Cyberpunk 2077」では、画質を「ウルトラ」に固定し、解像度フルHD、WQHD、4Kの3パターンで計測を実施。極めて高負荷なタイトルではあるが、FSR 2.1が有効化されていることもあって、フルHD解像度では平均171.99fps、最小90.53fpsと非常に高いフレームレートが計測できている。
WQHD解像度でも平均118.46fpsを達成しているほか、4Kでは平均fpsが56.18fpsまで落ちるものの、ほぼ60fpsに近いところに落ち着いている点は評価できる。この組み合わせで組んだゲーミングPCは、かなりの高性能機と言って差し支えないだろう。
年末年始は楽しい自作PCライフを!
今回の構成は快適なゲーミングPCを志向しているが、あくまで一例だ。アレンジの余地はあるため、カスタムして自分なりの構成を考えるのもいいだろう。「自作PCは構成を考えているときが一番楽しい」という常套句もある。せっかくの年末年始、あれこれ考えながら、理想の自作PCを組み上げてみてはいかがだろうか。