◆人がゆったり乗れるぶん、ボディーはかなり大きい
ボディーサイズは全長5049mm、全幅1937mm、全高1423mm、ホイールベース2950mm。全幅、全高、ホイールベースはタイカンと同等ですが、全長は80mmほど長かったりします。車両手配係の部員Kが運転すると、「ちょっと大きいなぁ」というのが正直な感想。感覚的に都内の幹線道路では車線幅いっぱいという印象ですし、特に困るのが車庫入れ。最小回転半径が大きめので、ボディー全長が5mであることから、コインパーキングによっては、かなり苦労します。
試乗車には4WSになるオプションのリアアクスルステアリングが装着されていたのですが、それでも「思ったより曲がらない……」となったりするので、マストなオプションと言えそう。ちなみに価格は29万7000円。
コインパーキングついでにお話をすると、車幅に対して車庫枠が狭いということが多々ありました。実際、部員Sからも「入らないから別の駐車場を探します」という内容の連絡が来たくらい。さらに跳ね上げ式のロック板だったりすると、ホイールをガリるんじゃないかとヒヤヒヤ。
「そんなデカいクルマに乗る方が悪い」という意見もありますが、部員Kは「イマドキ、車幅1.9mの輸入車は当たり前。だいたい都内は輸入車が多いのだから、それに合わせて車庫枠を設定するべき」と思うのです。それに跳ね上げ式のロック板、心臓によくありません。
さらに困るのがタイヤ止め。この話はスポーツカーあるあるなのですが、道路交通法によると、クルマの最低地上高は9cm以上と定められているにもかかわらず、多くのタイヤ止めの高さは12cmくらいあるため、普通車のようにタイヤ止めまで後退すると、バンパーに傷がついてしまうのです。よって車庫枠をはみ出して前に止めざるをえない状況に……。
パナメーラを見たゆみちぃ部長は、テンション爆上がり! と思いきや、いたって冷静。むしろ「こんなに大きいんですか?」と不安な表情を浮かべます。そして「これって……セダンですよね」というではありませんか。そうです。ゆみちぃ部長は、セダンがお好きでないのです。でもタイカンはカッコイイと言っていたのに……なぜ? というと、これは別の記事でも記載しましたが、これは色によるところが大きいものと推測(セダン冬の時代が到来中に「スカイライン 400R」をアイドルとおじさんが乗り比べ!)。
今回のパナメーラは「アベンチュリン グリーンメタリック」という、かなり渋めの色。きっと単純な白とか赤なら話は違ったのでしょう。この傾向は、ゆみちぃ部長に限らず、ほかの若年モデルさんでも同様で、広報車の色が悪いとクルマがどんなによくてもネガティブな評価になりがちだったりします。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
この連載の記事
- 第683回
自動車
家族を乗せてサーキットへ!? 実用性と狂気を併せ持つ「GRカローラ 25式後期」の完成度 - 第682回
自動車
航続320kmでフル装備! BYDの軽EV「RACCO」は日本の軽自動車の“聖域”をどう切り崩すか - 第681回
自動車
Jeep「コマンダー」はガラガラ音も愛おしい。純ディーゼル搭載の7人乗りSUVが教えてくれる心のゆとり - 第680回
自動車
「OK Google」が軽自動車で使える感動。日産「ルークス」が激戦区で選ばれる3つの理由 - 第679回
自動車
330万円から!? マツダ新型CX-5が「今年のSUV最高傑作」と断言できる理由 - 第678回
自動車
EVである前に軽自動車。スズキ「eSKY」が示す、日本の日常に寄り添う最適解 - 第677回
自動車
「ついに911、お前もか…」伝統の変化を嘆く前に乗るべき、約2000万円の超ピュアな「カレラT」 - 第676回
自動車
メーカーチューンの理想形! 2L化した特別ロードスター「12R」が魅せる至高の人馬一体 - 第675回
自動車
街乗りは不便でも悪路走破性は最強! ファミリーカー目線で斬る「ジムニー ノマド」のリアルな実力 - 第674回
自動車
軽自動車なのにフラッグシップ級の充実度! 三菱・新型デリカミニの最新コネクテッド機能を徹底検証





