スウォッチの魅力はコラボだけじゃない
サイズ感や装着性能の良さ、そして価格!
スウォッチが人気の理由は、映画やコミック、ミュージシャン、アーティストやミュージアムとのセンス良いコラボが一番の理由だと思うが、筆者は同じスウォッチでもそのサイズ感や装着性能の良さ、軽さが常に気になってしまう。そしてそれらが実現した段階での価格感だ。
今回衝動買いした亀仙人スウォッチは、実測でたったの28g。いちばんよく見かけるレガシーなタイプのスウォッチがそれよりはるかに軽い16g近辺だが、筆者が普段装着しているステンレス製の腕時計は150〜170g近辺と重い。しかし、これは一般的な金属ブレス腕時計の平均だろう。
時にはズッシリした重い腕時計がしっくりくる場合もあるが、時々超軽い腕時計をしたい時はダイソーの300円腕時計か、スウォッチがベストチョイスだ。ダイソーの安価な腕時計は、絶対的安価とコスパのウンチクは語れても、自慢できるこだわりやストーリーを語れるのは圧倒的にスウォッチだろう。
筆者はここ3ヵ月ほど、ついついこの調子でハードウェア的にはほぼ同じスペックのスウォッチを買い続けてしまっている。いずれも他社とスウォッチとのコラボ商品だ。共通しているのは装着性能が高いのに、ねっとり感なしのサラサラ系シリコンラバーのベルト、視認性能の高い41mmの大き目のダイアル。そして、30gを切る超軽量性能が共通のアドバンテージだ。
コミックのキャラクターやアートの表現性を狙うなら、従来の小さなダイヤルのレガシースウォッチ「Original Gent」より、ダイヤルサイズがひと回り大きいスウォッチ「New Gent」は圧倒的に有利だ。今後も引き続き登場してくるであろうコラボウォッチに期待したい。
今回の衝動買い
・アイテム:Swatch×ドラゴンボール Z コレクション「亀仙人」
・購入:スウォッチストア銀座
・価格:1万5950円
T教授
日本IBMでThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。
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