生成AIを活用したAIパッケージがメール文章の下書き・校正・要約を代行

　インゲージは10月13日、同社が開発・提供する顧客対応クラウド「Re:lation（リレーション）」にて「AIパッケージ」をリリースした。

　これにより、AIが返信の下書き作成やWチェックなど、メール対応に関する業務をサポートし、現場の工数やマネジメントの負担を大きく軽減する。

リリースの背景

　メール対応はたくさんの課題を抱えている。例えば、私たちは1日およそ70分もの時間をメールを読む時間に、およそ89分をメールを書く時間に費やしている。また、内容が正しく伝わるか自分のメールに不安を抱いている人は7割を超えているという。
引用：一般社団法人日本ビジネスメール協会, ビジネスメール実態調査2023, https://businessmail.or.jp/research/2023-result/

　このように、日々の業務で発生するメール対応には多くの手間と時間が発生しており、誤った文面を送信してしまうことで企業にとってマイナスになることもある。

　今回リリースしたAIパッケージは、要約機能によってメールやチャットを読む時間を減少させる。また、返信をAIが作成することで文面に悩む時間をなくし、メールを書く時間も大幅に削減。文章の校正機能も搭載し、つい無意識に使ってしまう二重敬語や見逃しがちな誤字・脱字もAIが指摘してくれる。

　Re:lationのAIパッケージは、できる社員（AI社員）を雇ったかのようにメール対応にかかる時間や業務工数を減らし、ユーザーひとり一人がより本業に注力できる環境を提供する。

　サービスの詳細はこちら。

導入効果

■メンバーのメール作成・返信時間を削減

　メール作成・返信時間が削減され、1日に3人体制だったメール作成・返信も2人体制で対応ができるようになる。
※ビジネスメール実態調査2023のデータに基づき、お客様対応人数5人、1人あたりの1日の受信数を15通、営業時間を20日とした場合の算出

■マネージャのメール返信・承認時間を削減

　1日に4時間かかっていたメール返信・承認も1時間31分削減できる。
※ビジネスメール実態調査2023のデータに基づき、マネージャ1人メンバー5人、マネージャの1日の受信数を10通、承認件数1日50通、営業時間を20日とした場合の算出

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