Stability AIは7月27日、2週間遅れで「Stable Diffusion XL 1.0(SDXL)」をリリースしました。現在、SDXLに対応した動作環境として主要なものとしては「WebUI(A1111版)」、「ComfyUI」の2つがあり、このうちComfy UIの対応が早かったため人気になっています。Stablity AIでは「StableSwarmUI」というWebUIの公式版といった形の動作環境を作っていて、ComfyUIとの統合を進めています。
その一方、SDXLが出てきたことでWebUI、ComfyUI、StableSwarmUIはだんだん導入のハードルが上がってきてしまいました。事前に設定しなければならない要素が多く、求められる専門知識が着実に上がっているためです。また、これまでのStable Diffusion 1.5との混在環境であることも相まって、UIが分かりにくなりました。SDXL向けの「ControlNet」機能も登場しつつありますが、SDXLの特徴である2段階生成をさせない方がうまくいくといったケースも出てきており、ますますわかりにくい。ビデオメモリーなどスペックの要求も高く、初心者にはSDXLは、最初のとっつきが悪いという印象になっていました。
8月12日に、そこに突如あらわれてきた新たな選択肢が「Fooocus」。作者はControlNetを開発した、あのlllyasvielさん(チャン・リュミンさん)です(「画像生成AIに2度目の革命を起こした『ControlNet』」参照)。

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