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さわってわかったLINE WORKS 第115回

LINE WORKSで熱中症警戒アラートを自動的に情報共有してリスクを回避

2023年07月28日 09時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●MOVIEW 清水

提供: ワークスモバイルジャパン

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 仕事で使えるビジネス版LINEである「LINE WORKS」(ワークスモバイルジャパン)の連載では、アカウント作成の基本からビジネスシーンでの活用術、便利なTipsなどを紹介していく予定。第115回は、熱中症警戒アラートの発令を自動的にLINE WORKSで情報共有して、そのリスクを回避する方法について紹介する。

例年以上の猛暑が来襲中

 今年の夏も、猛烈な暑さとなっている。東京では梅雨の雨も少なく、12日には八王子で今年全国で初となる39度超えを記録した。各地で猛暑日が連発し、熱中症への警戒が必要となっている。

 厚生労働省が公表している「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」によると、令和4年に職場で熱中症となった死傷者は827人(前年比266人、47%増)と激増。中でも、全体の約4割が建設業と製造業で発生したそう。

 熱中症のリスクが高くなりそうなら、仕事に入る段階で情報を把握しておきたいところだ。わかっていれば、作業時間の短縮や水分・塩分の摂取、通気性の良い服装にするといった対策が取れる。

 環境省の熱中症予防情報サイトでは、暑さ指数(WBGT)によるアラートを出している。暑さ指数とは、アメリカで提案された指標で、人体と外気の熱のやり取り(熱収支)に着目しており、指数が28を超えると熱中症患者が著しく増加することがわかっている。

環境省の熱中症予防情報サイトでは全国の暑さ指数(WBGT)を公開している

 とはいえ、担当者が毎日決まった時間にサイトにアクセスして、熱中症予防情報をLINE WORKSにコピー&ペーストするのは手間がかかる。担当者が休んだり、タスクを忘れたりすると、情報共有できずに熱中症にかかってしまう人が出てしまう可能性もある。

 今年5月、LINE WORKSコミュニティの掲示板に、環境省が発令する「熱中症警戒アラート」をコピー&ペーストして社員に通知している人からの投稿があった。直行直帰で建設現場に向かい、働く社員へ直接LINE WORKSで通知が届くようにできないか、という要望だ。この投稿をはじめ、こういった声は多く寄せられた。LINE WORKSを提供するワークスモバイルジャパンは、より現場で活躍されている方々に活用いただきたい、必要とされている機能を提供したい、という想いから、7月11日、「熱中症アラート」β版をリリースした。

リリースされた「熱中症アラート」を情報共有するには

 「熱中症アラート」は、前日18時頃と当日7時頃に、その日の最高暑さ指数の予測と警戒度を通知してくれるアプリだ。自動で通知されるので、コピー&ペーストの手間が省ける。

 LINE WORKSの管理者画面から、アプリディレクトリでインストールできる。利用料は無料だ。

アプリディレクトリで「熱中症アラート」をLINE WORKSに追加する

「すべてのメンバー」にチェックし、利用規約に同意する

 インストールしたら、「サービス通知」から「Botを利用」をクリックすると、「熱中症アラート」のトークルームが作成される。もちろん、既存のトークルームにBotを招待してもいい。

 続いて、設定を行う。画面下の「配信設定」をタップすると、設定画面が開くので、アラートを受け取る都道府県や通知する暑さ指数を選択する。ブラウザ画面でメニューがないなら、三本線アイコンをクリックし、「配信設定」をクリックする。別タブで設定画面が開くので、設定後に「登録」をクリックしよう。

「サービス通知」から「Botを利用」をクリックすると、「熱中症アラート」のトークルームが作成される

既存のトークルームにBotを追加する

「配信設定」をタップ

アラートを受け取る都道府県を選択する

通知する暑さ指数を選択する

「登録」をタップして設定を保存する

 これで、前日18時頃と当日7時頃に、アラートが通知される。リスク度合いで見出しの色が変わるのでわかりやすい。赤の危険や橙の厳重警戒はもちろん、黄の警戒でも十分、熱中症になるリスクがあるので注意しよう。

18時1分に届いた熱中症アラート

熱中症アラートの他の画面例

 なお、「熱中症アラート」の提供予定期間は2023年10月頃までとなっている。夏はもちろん、最近は秋に入っても暑い日があるので、ありがたいところだ。

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