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コストを抑えてストレージ容量を増やす!

Amazonの安価なNVMeエンクロージャーで実測3GB/sのストレージを増設したら快適すぎた

2023年03月13日 13時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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定番チップで40Gbpsを実現する

 BLM40Cの変換基板を確認すると、Thunderbolt 3コントローラーの「Intel JHL7440」、USB3.1 Gen2 to PCIe Gen3x2ブリッジコントローラー「JMicron JMS583」、USB Type-Cコントローラー「Infineon Technologies CYPD5126」の3つを確認できた。多くのNVMeエンクロージャーに採用されている「Intel JHL7440」と「JMicron JMS583」の、2つのチップでThunderbolt 3、4/USB4.0の40Gbps接続に対応となっている。

Thunderbolt 3コントローラーの「Intel JHL7440」

USB3.1 Gen2 to PCIe Gen3x2ブリッジコントローラー「JMicron JMS583」

USB Type-Cコントローラー「Infineon Technologies CYPD5126」も実装されている

NVMe SSD8種類でパフォーマンスをチェック

 ここからは、BLM40Cに手持ちのNVMe SSDを取り付けて、相性の有無やパフォーマンスを確認していこう。テストには、Thunderbolt 3、4/USB4.0ポート搭載マザーボードをベースに組んだWindows PCと、Apple M2を搭載するMacBook Air(2022)を用意した。なお、MacBook Air(2022)のOSは、macOS Ventura(13.2.1)を使用している。

Socket AM5プラットフォームで、Thunderbolt 3,4/USB4.0ポートを2基備えるASRock「X670E Taichi」で組んでいる

Windows PCも、40GbpsのThunderbolt 4/USB4.0接続でテストした

USB3.2 Gen2接続時も、しっかりとパフォーマンスを発揮している

 テストしたNVMe SSD 8種類は主流のCrucial、Samsung、Western Digitalに、先日レビューした格安SSDのSUNEASTから用意した。Thunderbolt 3、4/USB4.0ポートの理論値は最大40Gbps(5000MB/s)だが、現在NVMeエンクロージャーに採用されている変換チップでの実測最大値は、おおむね3000MB/s台前半になる。そのため組み合わせるNVMe SSDは、PCIe3.0×4モデルでも十分になるが、おもにPCIe4.0×4モデルで試している。

各ビデオカードの比較表
メーカー シリーズ名 容量 型番 インターフェース シーケンシャルリード・ライト アキバ目標価格(3月4日調査分)
Crucial P5 Plus 1TB CT1000P5PSSD8JP PCIe4.0×4 リード6600MB/s
ライト5000MB/s
1万3000円
Samsung 980 PRO 1TB MZ-V8P1T0B PCIe4.0×4 リード7000MB/s
ライト5000MB/s
1万5000円
990 PRO 1TB MZ-V9P1T0B PCIe4.0×4 リード7450MB/s
ライト6900MB/s
2万4000円
SUNEAST SE900 NVMe 70 2TB SE900NVG70-02TB PCIe4.0×4 リード7000MB/s
ライト6500MB/s
1万9980円※Amazon価格
Western Digital WD BLUE SN570 NVMe 1TB WDS100T3B0C PCIe3.0×4 リード3500MB/s
ライト3000MB/s
1万800円
WD_BLACK SN770 NVMe 1TB WDS100T3X0E PCIe4.0×4 リード5150MB/s
ライト4900MB/s
1万2700円
WD_BLACK SN850 NVMe 2TB WDS200T1X0E PCIe4.0×4 リード7000MB/s
ライト5100MB/s
3万5000円
WD_BLACK SN850X NVMe 1TB WDS100T2X0E PCIe4.0×4 リード7300MB/s
ライト6300MB/s
1万7000円

 ちなみにNVMe SSDのファームウェアを更新するには、基本的にマザーボードのM.2スロットに取り付けて行なうが、今回試したBLM40Cは、NVMeエンクロージャー経由でアップデートできた。実際にアップデートしたのはSamsungと、Western Digitalの2モデルだが、BLM40Cに搭載したNVMe SSDは、OSとメーカーのSSDユーティリティー上からマザーボード搭載時と同じように認識されていたので、まず大丈夫だろう。

BLM40C経由でも、NVMe SSDの型番で認識されていた

Samsung SSDユーティリティーの「Samsung Magician」。NVMeエンクロージャーに搭載した「980 PRO」を認識している

Western Digitalの「Western Digital Dashboard」でも普通に認識。実際にファームウェアのアップデートを問題なく行なえた

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