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先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第220回

生成AIが新章突入 動画版を発表/画像生成AI 著作権侵害の恐れ

2023年02月13日 09時00分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

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生成AIが新章突入、Stable Diffusion共同開発元が動画版を発表

画像生成AI「ステーブル・ディフュージョン」の最初のバージョンを開発した英国のスタートアップ企業が、映像を生成するAIを発表した。既存の映像にテキストや画像を指定すると、新しい映像に変換できるという。

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画像生成AI、元データをほぼそのまま出力 著作権侵害の恐れ

画像生成AIモデルを用いて、訓練に使われた元画像を生成できることを示す研究結果が発表された。正確なコピーと言えるものはごくわずかだが、AI企業が著作権を侵害しているとするアーティストの主張を補強する可能性がある。

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AIが書いた文章をほぼ確実に見破る「電子透かし」技術

メリーランド大学の研究チームは、AIが書いた文章を見分ける「電子透かしアルゴリズム」を開発し、オープンソース言語モデルに実装して有効性を確認した。盗作の検出やネット上のボット対策に利用できるかもしれない。

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格安ドローンで変わる戦争、異変は「ウクライナ以前」から

従来よりも安価な軍事用ドローンや、市販のホビー機を改造したドローンが戦争で使われるようになっている。2022年のロシアによるウクライナ侵攻で注目を浴びたが、それ以前から異変は起きていた。

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東北大など、マヨラナニュートリノを世界最高感度の検出器で探索

東北大学ニュートリノ科学研究センターなどの国際共同研究チームは、ニュートリノがマヨラナ粒子である場合に起こる稀な崩壊「ニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊」を探索。崩壊の半減期に対して世界で最も厳しい制限を与え、マヨラナニュートリノの質量が36~156ミリ電子ボルトより小さいことを示した。

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ボディ・ファームに横たわる 遺体が教えてくれるもの

自身の死後に遺体を研究機関などに寄贈する「献体」という制度がある。この制度を通して受け取った遺体を、研究者や学生がどのようなことに使っているのか。そして、どのように扱っているのか。実態を知るために、「ボディ・ファーム(死体農場)」と解剖学研究室を訪れた。

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世界の「再エネ化」を進める材料、地球上に十分に存在

気候変動対策のためのインフラを構築するためには材料が必要だ。新たな研究によって、それらの材料の埋蔵量は十分であることが明らかになった。だが、採掘・加工に伴う、重大な社会的・環境的課題が指摘されている。

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不適切な換気によるエアロゾル感染拡大に警鐘=電通大など

電気通信大学などの共同研究チームは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の集団感染(クラスター)が発生した60カ所以上の医療福祉機関・事業所への立ち入り調査を実施。エアロゾル感染の要因として、従来から指摘されてきた「換気の悪い密閉空間」に加えて、「不適切な換気」があることを見い出した。

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MITテクノロジーレビューからのお知らせ

MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.9 量子時代のコンピューティング
量子コンピューターで激変するコンピューティングの最前線を総力特集!

グーグルやIBMなどの巨大テック企業からベンチャーまで、世界的な開発競争が加速する「量子コンピューター」を中心に、コンピューティングの動向を取り上げる。
量子コンピューター関連では、2019年に「量子超越性」の証明を宣言した直後のグーグルCEOの独占インタビューを収録。国内の量子コンピューター研究を牽引する理化学研究所の中村泰信教授へのインタビューでは、日本の量子コンピューターの現状と展望について話を聞く。

また、量子コンピューターの基礎をQ&A形式で噛み砕いて解説するほか、社会実装やビジネス視点での現状についても整理する。 このほか、ポスト・シリコンとして注目されたコンピューティング技術のその後、米国史にコンピューターの進歩が与えた影響、人工知能(AI)登場以降のコンピューティングの変遷などを紹介し、QX(クオンタム・トランスフォーメーション)以降のコンピューティングについて多角的に展望する。

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