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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第302回

テレワークは車内ワークの時代! クルマをオフィスにする机を色々なクルマで使った

2023年02月12日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

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「カーテレワークデスク」(5万9840円)を設置した車中でくつろぐ、モデルで女優の新 唯(あらた・ゆい)さん

 コロナ禍により、すっかり定着した感のある「テレワーク」。在宅勤務をしている方も多いかと思います。そこで問題となるのが誰かと同居している場合、「1人になれる場所がない」ということ。特にZoomなどを使ったテレビ会議は、守秘義務があったりすると特に困るかと思います。

 ということで、今回はクルマをオフィス化できる「カーテレワークデスク」(5万9840円)をご紹介します。これ、実に便利なアイテムなんですよ!

Honda車以外にも使える
汎用性の高さが魅力

 「カーテレワークデスク」を販売するのは、Hondaの純正アクセサリーを手掛けるホンダアクセス。「なんだ、Honda車専用か」と思うことなかれ。このアクセサリーは条件が合えば、Honda車以外にも取り付けできます。

「カーテレワークデスク」(5万9840円)は、部品が取り付けられた板2枚と手回しネジ2本で構成

 「カーテレワークデスク」は、裏面にパイプやヒモなどがついた大小2本の板と手回しネジ2個で構成されています。ちなみに表面はフラットですのでご安心ください。とはいえ、この板がどうやって机になるのでしょうか。組み立ててみましょう。

後部座席にあるチャイルドシートを取り付ける際に用いる「ISOFIXロアアンカレッジ」に短いほうの板のヒモ(テンションベルト)を取り付ける

「ISOFIXロアアンカレッジ」にテンションベルトのバックルをとめている様子

 取り付けには、クルマに備え付けられているISOFIXロアアンカレッジを用います。これはチャイルドシートを取り付ける際に用いるもので、最近のクルマなら大抵後席に設けられています。逆に言えば、このISOFIXロアアンカレッジがないクルマでは、「カーテレワークデスク」を使うことはできません。

 まず「カーテレワークデスク」の短い方の板(ベースボード)に取り付けられている2本のヒモ(テンションベルト)の先端にあるバックルを、ISOFIXロアアンカレッジに差し込んで固定します。

パイプを伸ばしてベースボードの高さを調整し、テンションベルトをひっぱり固定する

かなりしっかり引っ張らないと安定しないので注意

短い板(ベースボード)を取り付けた状態

 続いてベースボードの裏側に取り付けられている短い板(サポートパネル)とパイプ(レッグ)を垂直に立てて、板が床面と水平になるよう高さを調整。その後、テンションベルトを思いっきりひっぱります。なかなか力を必要としますが、思いっきり引っ張らないと板がグラグラしますので、ここは頑張ってひっぱります。

長い板(デスクボード)を取り出した唯さん

パイプ(レッグ)を立てている様子

 続いて取り出したるは長い方の板(デスクボード)。裏面に取り付けられた3本のアルミパイプ(レッグ)を立てます。地面で作業をすると板に傷がつく恐れがありますので、車内で組み立てた方がよいでしょう。

手回しネジの登場です!

短い板の裏側からネジを差し込んで固定します

 最後にベースボードとデスクボードを付属の手回しネジで固定して完成となりますが、ベースボードには6個の穴が設けられています。お好みの場所で固定してよいのですが、実際に組み立てると必然的に2つの穴に絞られると思います。

机を取り付けた状態で降りる唯さん

 その時、ネジで固定するのは座席側の方だけの(または後方の)1個だけにされることをオススメします。というのも、2つ固定するとクルマから降りるのが大変になるから。1個なら上の板を円運動させるだけで降りることができます。

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