スリーシェイク、「Securify Scan」にAIによるフォーム自動入力機能を追加

　株式会社スリーシェイクは2022年12月6日、Webアプリケーションの自動脆弱性診断ツール「Securify Scan（セキュリファイ スキャン）」において、AIによるフォーム自動入力機能を追加した。

　自動診断において、これまで入力作業が発生する問合せなどのフォームでは各項目に適正な値を入力しなければ入力チェックによって次の画面に移動できず、完全自動化の妨げになっていた。この状況を解消するため、AIがフォームの項目を自動判定し、適切な値を設定する機能を追加。フォームの入力チェックによって移動できなかった画面への移動が実現し、自動診断の範囲が拡大した。

　AIによるフォーム自動入力機能ではAIがフォームの項目を判定し、各項目に適正な値を自動入力する。自動入力の対応項目は、氏名、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス。フォームの入力チェックがある際も自動で診断を進めることができる。

「Securify Scan」は、診断対象を登録するとクラウド上で脆弱性診断を行い、診断結果一覧と改善方法を提示するサービス。開発などのスピードを妨げず、社内で手軽にセキュリティ診断を実施できるツールとして開発された。「Securify Scan」の主な特徴は、シンプルなインターフェース。セキュリティエンジニアでなくても直感的に診断を実施し、管理できるとしている。

最新の診断結果や診断の状況、発見された脆弱性の推移など、現在の状況を直感的に把握可能

診断結果をスコア表示して、セキュリティレベルを可視化

脆弱性の概要解説や該当箇所の修正方法の提案、トリアージに必要となる情報を提供

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