降雪量を「積雪深」で表示する神アプリ登場
私がお勧めしたいのは「ウェザーニュース」のアプリです。これで、いつ、どこに、どれくらいの雪が降るのかが分かります。
人気のアプリですから、すでにインストール済みの方も多いでしょう。雨雲をアニメーション表示する機能が便利で、私も年中お世話になっておりますが、その雪バージョンたる「積雪モード」が昨年からこのアプリに追加されています。
このモードで画期的なのが「積雪深」、すなわち降り積もった雪の量の変化を表示すること。
「降水量」で雪が降る量を予報するサービスは他にもあります。しかし、ふわふわに結晶化して体積が爆発的に増えた固体を氷結する前の状態で言われても見当が付きません。それこそ「こんなに降るとは思わなかった」という事になるわけであります。
予想範囲は1kmメッシュ。3時間ごと、3日先までの積雪深をアニメーションとグラフで表示してくれます。
気温の上昇や雨で雪が減ってゆく様子が分かるのもいいところ。すぐに消えそうな雪なら家でじっとしている。そこそこ積もりそうならチェーンの用意をするか、雪だるまでも作って遊んじゃう。滅多に雪が降らない地域では、そうした判断の目安にもなりましょう。
ただ、いまのところ1日先、2日先の予想となると、なかなか当たりません。天気予報と併せて最新情報の頻繁なチェックがお勧めです。
ルートマップで目的地までのリスクを知る
去年暮れには「ドライブリスク予報」という新機能がこのアプリに追加されました。予報を面や点でなく「線」で表示するのが斬新です。
カーナビのように目的地と出発時刻を設定すると、ルートマップ上に「積雪」「凍結」といった路面状況を表示します。「札幌から帯広までは全線積雪、途中で凍結箇所もあるぞ」といったことが分かるわけです。
この機能が偉いのは、路面状況の表示が通過予想時刻の予報であるところ。現地に差し掛かった時にあり得る状況だということです。それが怪しければ出発時刻を変えて違いを見ることもできますし、リスクが高そうなら移動を諦めるという判断もできます。
強風や視界不良も「危険」「警戒」「注意」「リスク低」の4段階で表示します。データは1時間間隔で更新され、1kmメッシュで表示します。
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