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ASRock「DeskMeet B660」で自作に挑戦! ライトゲームも軽めのクリエイティブ作業も快適な自作レシピをお届け

文●藤田 忠 編集●市川/ASCII

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独自設計でコンパクト筐体の冷却効率を向上

 容量8リットルの小型筐体で、広範囲の用途に対応できるスペックのPCを実現できるDeskMeet。多くのトピックを持っているが、なかでも小型筐体のネックとなる冷却面は、独自設計の電源ユニットを中心に考え抜かれている。

 DeskMeet採用の電源ユニットの規格は、一般的なATX規格に準拠しているが、搭載する120mmファンは従来とは逆向きに取り付けられている。従来、筐体内部→電源ユニット→外部というエアフローになるわけだが、DeskMeetでは外部→電源ユニット→筐体内部(CPUクーラー)といった流れにすることで、小型筐体のネックとなる冷却性を高めている。

ATX規格準拠の80PLUS Bronze認証取得の500W電源ユニットを搭載する

パッと見は普通の電源ユニットだが、内蔵する120mmファンは、従来とは逆向きで搭載する

電源ユニットは、CPUクーラーの真上に位置し、外気をCPUクーラーに送る仕組みになっている

 実際、その効果は抜群で電源ユニット内蔵ファンを一般的な向きに変更して、高ワークロードとなる動画エンコードを実行すると、CPU温度が大幅に上昇した。なかなか衝撃の結果で、標準の状態では80度台だった4コア/4スレッドCPUの「Core i3-12100」の温度が、ファンを従来の向きに変えて試すとサーマルスロットリングが発生する100度台に達してしまったほどだ。

4スレッドCPU「Core i3-12100」を使って、Adobe「Media Encoder 2022」を実行

 そのうえ、各種電源ケーブルは取りまとめしやすい昔ながらのケーブルを採用。さらにケーブル長もDeskMeetにピッタリの長さになっているので、非常に組み立てしやすくなっている。

電源ケーブルは取りまとめしやすく、長さもピッタリだ

タイラップで細かくまとめるのがおすすめ。取り回ししやすくなる

PCIe補助電源ケーブルや、未使用のSATAケーブルはフロント部にまとめられる

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