広大な車内空間! とくに2列目が余裕あって快適
センターコンソールには、車高を上げ下げするスイッチが用意されていることを発見した唯さん。さっそくいじってみます。「おぉ! 動く動く!」と大喜び。
ここで、ナビに関して少し。横長画面なので、画面はやや小さめですが、メーターパネルの中にもルートが出ますので、特に不満はありません。この手の表示はアウディが先鞭を切ったように思いますが、今ではプレミアムブランドでは各社このような画面が出るようになりました。
圧巻は2列目。「今日は運転しないで、このままココで過ごしていいですか?」というのも無理はなく、広々快適空間です。さらに試乗車は170万円近いオプションてんこ盛り。全部挙げたらキリがないのですが後席まわりだけでも、電動パノラマガラスサンルーフ(26万円)、リアサイドウィンドウローラーブラインド(4万1000円)、ヴァーネスカレザーシート<キャンベラベージュ/ブラック>(22万6000円)、リアエンターテインメントシステムプロフェッショナル(36万3000円)と怒涛の展開。「ちょっとお金持ちになった気分になりますね」というわけで、唯さんは有閑マダムな雰囲気を醸し出します。
せっかくですので、オプションのエンター・テインメント・システムとハーマンカードンのサラウンドシステムを試聴してもらいました。運転中は音楽を聴くことが多いという唯さんはゴキゲンな雰囲気。それもそのハズ、米国の名門JBLやAKGを傘下におくハーマン/ガードンのオーディオです。実にウットリした表情を浮かべるではありませんか。実にエレガンス‼ ベリーエレガンス‼
さらに圧巻は、サードシートローパッケージ<4輪アダプティブエアサスペンション、サードローシート、ラゲッジコンパートメントパッケージ>(38万円)による3列目。ボタンひとつで、2列目シートが前に倒れて、3列目を見ると実に豪華。「SUVの3列目ってオマケみたいなイメージだったのですが、これはオマケでもなんでもないですね。左右シート間にエアコンの吹き出し口や両サイドにカップホルダーがあることに驚きました」というようにように、BMWはオマケでも手を抜かないのです。「なんか体育座りみたいになりますが、お子さんなら快適なのではないでしょうか?」
ラゲッジも3列目を出していても広く、しまえば広大といったところ。さらに2列目を倒せば、文句のひとつもありません。「載せられない荷物はない! といわんばかりですね」と感心しきりです。
「さすがプレミアムSUVですね。これなら家族全員で遠出しても快適ですよね。問題は運転してどうなのか? ですよね!」というわけで、ステアリングを託しましょう。
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