前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 次へ

第12世代Coreプロセッサー搭載小型PCを組みたい人は要必見!

待ってました! 第12世代Core対応のASRock製ベアボーン「DeskMini B660」発売前レビュー!

文●藤田忠 編集●市川/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 第12世代インテルCoreプロセッサーの投入とともに、その登場が期待されていたのが、ASRockの超小型ベアボーン「DeskMini」だ。6月24日にはDeskMeet B660/X300が発売されたが、第12世代Coreプロセッサー対応の「DeskMini B660」シリーズの発売を待っていたユーザーも多いことだろう。

 そんな期待に応えるように、7月15日よりDeskMini B660が発売される。想定価格は3万2780円(税込)。今回、発売に先駆けて、DeskMini B660の評価機を手にすることができた。本記事では、DeskMiniシリーズの概要とともに、DeskMini B660を紹介していこう。

DeskMini B660 主なスペック
型番 DeskMini B660
CPUソケット LGA1700(最大TDP65W)
チップセット インテルB660チップセット(B660-STX)
メモリースロット SODIMM×2(DDR4-3200MHz、最大64GB)
ストレージ拡張端子 SATA 3×2、Blazing M.2ソケット(PCIe 5.0)×1、Hyper M.2ソケット(PCIe 4.0)×1
有線LAN ギガビットLAN(インテル I219V)
無線LAN M.2 Key Eソケット×1
インターフェース
(フロント)
USB 3.2 Gen2×2 Type-C×1、USB 3.2 Gen2 Type-A×1、マイク入力×1、ヘッドフォン出力×1
インターフェース(リア) USB 3.2 Gen2 Type-C×1(USB Type-C Alt Mode対応)、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、USB 2.0×2
ディスプレー出力端子 HDMI×1、DisplayPort 1.4×1、D-Sub×1
本体サイズ 155(W)×155(D)×80(D)mm
ACアダプター 120W

第12世代インテルCoreプロセッサー対応の小型PCが登場

 ASRock DeskMiniシリーズは、超小型フォームファクター向け規格の「Mini-STXマザーボード」を採用したベアボーン。筐体サイズはATX電源ユニットとほぼ同じで、容量1.92Lとなる155(W)×155(D)×80(D)mmを実現している。

第12世代インテルCoreプロセッサーに対応するDeskMini B660は、ブルーのパッケージが目印

 TDPや冷却クーラーの限界こそあるが、好みのCPUを組み合わせられる自由度が特徴だ。CPU、iGPUともに性能が優秀なAMD Ryzen APUの発売もあり、手のひらサイズのPCが組めるインテル「NUC」シリーズに変わって、BCN3年連続最優秀賞受賞で超小型PCの鉄板の座についたベアボーンになる。ビデオカードは搭載できないが、超小型PCを組む際のデファクトスタンダードといってよく、DeskMiniシリーズを使ったBTO PCもさまざまなショップから登場している。

 そんなDeskMiniのLGA1700版が、今回紹介するDeskMini B660だ。型番からわかるように、マザーボードにはインテルB660チップセットを採用する。CPUは、TDP65Wベースの第12世代インテルCoreプロセッサーをサポートしている。筐体デザインやサイズは、これまでと同様でWi-Fi 6キットや、VESAマウントキット、アドレサブルRGB LED、USB 2.0増設ケーブルなどといった、DeskMini向けの各種オプションも利用できる。

超コンパクトな第12世代インテルCoreプロセッサー搭載マシンを自作できる

付属のマニュアルは簡易だが、日本語の記載もある。構造自体も簡素なので安心だ

Wi-Fi 6キット(左)やUSB 2.0増設ケーブル(右)など、DeskMini向けオプションを利用できる

 使い勝手に影響するインターフェースを見てみよう。フロントには最大20GbpsのUSB 3.2 Gen2x2 Type-C×1、USB 3.2 Gen2 Type-A×1、ヘッドフォン/マイク端子が、リアインターフェースには、USB 3.2 Gen2 Type-C×1、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、USB 2.0×2が並ぶ。そのほか、ギガビットLAN、HDMI、DisplayPort、D-Subも装備する。

 なお、これまでのDeskMiniと同じく、サウンド出力端子はフロントのみとなるが、オプションの「Rear Speaker out audio cable kit」を取り付けることでリア側での使用も可能になる。

必要十分なリアインターフェース

前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 次へ

過去記事アーカイブ

2024年
01月
02月
03月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
02月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2019年
01月
02月
04月
05月
07月
08月
09月
10月
11月
2018年
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
10月
11月
12月
2017年
01月
02月
03月
04月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2016年
01月
02月
04月
05月
06月
07月
08月
11月
12月
2015年
02月
04月
06月
07月
08月
09月
11月
12月
2014年
02月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2013年
01月
05月
06月
07月
10月
11月
12月
2012年
01月
03月
04月
05月
06月
08月
09月
10月
11月
2011年
01月
02月
03月
05月
06月
07月
08月
09月
11月
12月
2010年
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
2009年
04月
08月
10月
2008年
01月
02月
2007年
02月
03月
06月
07月
08月
11月
2006年
02月
03月
05月
06月
07月
08月
09月
2005年
07月
10月
2004年
08月
09月