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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第47回

コンパクトPCに最適!

【鉄板&旬パーツ】2万円切りのMini-ITXマザーBIOSTAR「B660GTN」を試す

2022年04月09日 13時00分更新

文● 藤田 忠 写真●藤田 忠 編集●北村/ASCII

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データ用ストレージもM.2で構成可能

 2基のM.2スロットを備えているのもB660GTNの魅力だ。Mini-ITXを使った低コスト自作でまず選択肢にあがるだろうASRock「H610M-ITX/ac」などH610チップセットを使った製品は、接続インターフェースがPCIe3.0×4になる。ところが、B660GTNはコストを抑えながらPCIe4.0×4に対応しているのが良いところ。CPU制御となる基板表面のM.2スロットだけでなく、基板裏面に備わっている2基目のM.2スロットも、B660チップセット制御のPCIe4.0×4接続に対応している。

 当然、基板裏面のM.2スロットにM.2ヒートシンクは備えず、市販のM.2ヒートシンクの取り付けも困難だが、ワイドワークスの放熱ゴムなどを使って、PCケースと接触させることで、2基目にも高速だが高発熱のPCIe4.0 M.2 SSDを組み合わせることが可能だ。

基板表面のM.2スロットにはM.2ヒートシンクを装備

M.2ヒートシンクは下側の2つのネジで固定されるため、均一に圧がかかるかちょっと不安になる

ヒートシンク裏目には熱伝導シートが備わっている

M.2スロットの裏面側にはチップセットが配置されており、冷却プレートが備わっている

CPU制御M.2スロットの裏面に2基目のM.2スロットを装備。PCIe4.0×4/SATA3接続に対応する

ワイドワークが扱っている放熱ゴム。40×40×5mmで1200円前後とちょっと高価だが、柔らかく、基板などの形状に合わせてぴったりと接触する

両面実装のM.2 SSDは試せていないが、M.2 SSDとチップセット冷却プレートとの間には、ある程度の隙間があるので大丈夫だろう

SATA3ポートは4基装備している

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