オウガ・ジャパンが昨年12月10日に発売したスマートウォッチ「OPPO Watch Free」を使ってみました。当初、1ヵ月ほど使ってからレビューを書こうと思っていたところ、2ヵ月以上経ってしまいました。つまり、結構気に入っています。
価格は9980円とお手頃ですが、それ以上の価値はあるなぁと。ですが、上位価格帯と比べて「ものすごくいい!」というわけでもなく、お値段なりの部分もあります。ここでは、良い部分もそうでもない部分も含めて、筆者の使用感を報告させていただきます。
画面は大きめだが、軽くて装着感は良好
まず、筆者が最も気に入っているところを挙げましょう。サイズ感です。約1.64インチの有機ELディスプレイを搭載しつつ、ウォッチ本体の重さは約20.9g、バンドを含めても約33gに抑えられています。腕時計というよりも、大画面のスマートバンドを巻いている感覚。筆者はスマートウォッチを時々腕から外して、汗を拭ったり、腕を楽にさせたりしたいタイプなのですが、OPPO Watch Freeはずっと着けていても気にならず、睡眠時にも着用できました。
カラバリはブラックとバニラから選べますが、筆者が使っているのはブラック。ベルトは樹脂製ですが、レザーのようなマットな質感。穴が多いので通気性も良好。ベルトの余る部分を内側に収めるタイプで、ややキツめにピタッと装着でき、運動をするときにも適しています。
本体に物理ボタンはなく、タッチだけで操作する仕組み。画面が縦に長いこともあり、小さなスマホを操作するような感覚です。下方向にスワイプするとクイック設定の画面が表示され、上方向にスワイプすると通知が表示されます。左右にスワイプすると表示情報を切り替えられる仕組み。どの画面が表示されていても、手で画面を覆うと画面をオフにでき、タップするとホーム画面が表示されます。手首を上に向けるだけで画面がオンになる機能も備えています。