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Windows情報局ななふぉ出張所 第259回

ワンプランは複数あるものの:

あえて選択肢なくした格安SIM「一択モバイル」が面白い

2022年03月07日 09時00分更新

文● 山口健太

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割り切った内容だが、オプション追加は可能

 それでは「一択」の中身はどうなっているのでしょうか。端末の「moto e7」は、MediaTekのゲーミング向けプロセッサー「Helio G25」と、6.5型の大画面を搭載。直販価格は税込1万8800円と、もともとエントリー向けのモデルです。

モトローラ製のエントリースマホ「moto e7」

 データ容量「3GB」は、格安SIMや大手のサブブランドで定番といえるもの。MMD研究所による2021年11月の調査では、MVNOユーザーは「1GB以下~7GB」が77.5%を占めています。

 料金については、同調査ではMVNOユーザーの44.3%が「1000円未満」であることから、「税込980円」は納得できる水準です。ただし、最低利用期間があり、1年以内に解約すると税込1万450円の解除料がかかる点には注意が必要です。

 気になるのは音声定額や留守番電話が含まれていない点です。この場合、必要に応じてLIBMOのオプションを追加できるようです。3GBでは容量が足りない場合は、LIBMOの別のプランに変更することを案内しています。

「一択」ではなくなるがLIBMOのオプションは豊富

 販売チャネルは、TOKAIによれば「当面はオンラインのみ」とのこと。オンラインでは複雑なプランがなかなか理解されないことを考えると、「一択」のシンプルさとオンライン契約は相性が良さそうです。

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