「ワンプラン」が複数ある問題
スマホの料金プランにどのような選択肢があるべきか、というのはなかなか難しい問題です。「シンプルでいい」という人は多いものの、スマホの利用スタイルは多様化しており、人によって「シンプルの中身」は大きく異なります。
国内の利用動向を知り尽くしている大手キャリアも、新料金プランではahamoが20GBのワンプラン、povo2.0は基本無料からカスタムしていく方式、LINEMOは3GB/20GBの2段階と、アプローチは分かれました。楽天モバイルは0円から3278円まで段階的に上がるワンプランです。
とはいえ、実際にはワンプランといっても、複数の事業者が「ワンプラン」を提供しています。「どのワンプランを選ぶか」という問題を避けられないことは、不都合な真実といえるかもしれません。
そういう意味では「一択モバイル」も、さまざまなMVNOサービスの1つであることは事実です。まずは「一択」を強調することで、他とは違う個性をアピールすることには成功しているので、あとはサービスの中身で勝負といったところでしょうか。
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