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睡眠機能にフォーカスした「OPPO Watch Free」を着けて眠ったら衝撃の事実が判明

2021年12月26日 12時00分更新

文● 太田百合子 編集●飯島恵里子/ASCII

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あらかじめ設定した就寝時間を過ぎると、「夜更かししないで」と怒られます

いびきをかいている時間、回数、最大音量の計測が可能

 中でも今回OPPOが特に注力しているのが、睡眠に関する機能。寝る時間を設定して、夜更かしすると注意してくれるほか、着けて眠ると自動的に睡眠が記録されます。眠った時間だけでなく、深い眠りや浅い眠り、レム睡眠がどのくらいあったかなど、眠りの状態も記録。加えて睡眠時の心拍数や血中酸素レベルのリアルタイムモニタリングもできます。

 また就寝時にスマートフォンで「いびきモニタリング」をオンにすれば、マイクを使っていびきの音や回数も記録できます。

 睡眠中の心拍数や血中酸素濃度を測れるスマートウォッチはほかにもあるし、いびきを記録できるアプリもありますが、「OPPO Watch Free」ではそれらを、1つのアプリで確認できるというのが最大のポイントです。これは今まで、ありそうでなかったのではないでしょうか。

 実際にスマートフォンの「いびきモニタリング」をオンにし、ベッドサイドに置いて、「OPPO Watch Free」を装着して眠ってみました。以下は、翌朝に確認できた睡眠の記録です。

トータルの睡眠時間は少し短めの6時間17分。色が濃くなっているのが深い睡眠で、ほかにも浅い睡眠、レム睡眠、目覚めている状態が、全体の何パーセントほどあったか、グラフとパーセンテージで表示されるのでひと目でわかります

「呼吸」の項目には、睡眠中の血中酸素レベルといびきの記録がグラフで表示されます。血中酸素レベルから睡眠時の呼吸障害リスクの有無が確認できます

 筆者の場合、睡眠時の平均血中酸素レベルは97%で、呼吸障害リスクは「低」という判定でしたが、いびきをかいている時間、回数、最大音量はそれぞれ、6時間3分、3447回、71dbでした。時間は長すぎる、回数は多すぎる、音は大きすぎるという散々な判定。自分でも、6時間17分の睡眠中、実に6時間3分もいびきをかいていたということに、かなり驚きました。

時間、回数、音量に加えて、さらに詳細ないびきの記録や、実際に録音された音も確認できます

 ちなみに70dbというのは電話のベルや掃除機の音に匹敵する騒音だそうです。旅行のたびに、親友に絶交されそうになるのもうなづける数値です。

 よく見ると、朝方に血中酸素レベルが下がっている時間帯があります。いびきのグラフを見ると、その同じ時間帯にいびきが減っていて、同時に異常呼吸が検出されていました。録音された該当個所のいびき音を聞いてみたところ、ごく短い時間ではありますが呼吸が止まっているように聞こえます。血中酸素レベルが下がっていたのは、これが原因かも。どうやら一度、睡眠外来のあるクリニックに足を運んだ方が良さそうです。

 自分でも以前から気になっていたいびきでしたが、血中酸素レベルといびき音のグラフを一緒に見ることで状態がよくわかりました。もちろん「OPPO Watch Free」は医療機器ではないので、このデータはあくまでも参考レベルではあるのですが、それでも自分だけでは気づけない問題だけに、かなり役立つのではないかと思います。

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