コスパのいい持ち運びに適したマシン
モビリティに適したWindows 11マシンの本命「VAIO SX14」を買う
VAIO Zの技術を惜しみなく投入した新「VAIO SX14」。コスパ的にもモビリティ的にもちょうどよいVAIOイチの売れ筋になる製品だ。タイミングよくWindows 11へのバージョンアップも重なり、古いマシンからWindows 11マシンに乗り換えたいというユーザーにもってこいだろう。
そこで今回は、VAIO SX14の使い勝手からパフォーマンスまで、その実力をチェックしてみた。
VAIO SX14の使い勝手
VAIOは同じスペックでサイズが異なる「VAIO SX12」もラインアップしている。こちらは12.5インチという画面サイズで、最軽量の構成では900gを切る(約887g)。フットプリントはA4サイズの紙より小さく、モバイルワークにはうってつけと言えよう。
筆者はこれまで「VAIO S11」からVAIO SX12へと乗り継いできた。持ち運び時にかばんにすんなり入るサイズ感がいいし、軽量なので扱いやすいためだ。ただ、今年VAIO Zを購入し、14インチという画面サイズを手にしてから、少し考えを改めた。
視力の衰えもあるが、12.5インチだとフルHD解像度でフルスケール(100%表示)では少々きつく、125%程度がちょうどよい。そうなると作業領域が狭くなってしまう。これが14インチだと、100%でも大丈夫な感じなので、作業領域をしっかり確保できる。
サイズ的にはA4用紙より一回り大きくなるが、VAIO SX12が入るサイズを意識して購入したカバンでもギリ入ったので、持ち運びで困ることはないだろう。VAIO SX14は最軽量時約999gと、VAIO SX12より100g以上重いが、それでも1kg前後のため、それほどの負担にはならない。作業画面の見やすさを考えると14インチサイズを選ぶメリットのほうが勝る。
また、VAIO SX14はインターフェースのバランスもいい。筆者が愛用しているVAIO Zは、USB-C×2、HDMI×1と主流を押さえつつも絞った構成だが、VAIO SX14はビジネスでの利用も意識していて、USB-C×2、USB-A×2、HDMI×1、さらにLAN端子も用意されている。これまで使っていたUSB周辺機器は流用するはずなので、USB-A端子が用意されていたほうが使い勝手はいい。
キーボードはVAIO Zのものを継承し、電源ボタンに指紋センサーも搭載する。顔認証だけでなく人感センサーも搭載されたので、パソコンの前に人がいるかいないかを判断して、ロックを掛けたり、顔認証と併せて自動復帰するといったこともできる。普段使いでもかなりストレスなく利用できるはずだ。
この記事の編集者は以下の記事もオススメしています
-
デジタル
VAIO Zの技術を取り入れた新モデル「VAIO SX14/12」が登場 -
デジタル
VAIOの中核モデル「SX14」「SX12」がWinows 11搭載で大進化、ベンチも -
sponsored
VAIO Zの技術を継承して生まれたVAIO SX12/SX14の賢い選び方 -
sponsored
VAIO SX14では高画質な4K、利便性増すタッチ、長時間駆動のFHD、どれを選ぶのが正解? -
sponsored
VAIOのデザインを手掛けてきた森澤有人氏に訊くモレスキン愛とデザインの流儀 -
デジタル
「VAIO 新生活応援キャッシュバックキャンペーン」開催、もれなく1万円(学生なら1万5000円)のキャッシュバック -
デジタル
VAIO ZではなくVAIO SX14を選んだコバQの理由