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VAIO Z向けに開発した技術を多く取り込む

VAIOの中核モデル「SX14」「SX12」がWinows 11搭載で大進化、ベンチも

文●ASCII、飯島範久

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 VAIOは10月13日、VAIO SX14/SX12(法人向けはPro PK/PJ)を発表した。それぞれ14.0型と12.5型のディススプレーを採用。ファインブラック、ファインホワイト、アーバンブロンズ、ブライトシルバー、ローズゴールドの各色に加え、個人向け高性能モデルで選べる「ALL BLACK EDITION」や7周年を記念した「勝色特別仕様」なども用意している。

勝色特別仕様。新しいドーム状のオーナメントがより印象的に。

キーボードの種類が豊富で写真のように同じローズゴールドでも白か黒かで雰囲気が大きく変わる。

 スペックの概要は別記事で紹介しているが、フラッグシップ機「VAIO Z」向けに培った技術を積極的に採用し、かつ価格面でもスペック面でも手ごろなバランスに整えた、VAIOの主力シリーズだ。

カーボンへの取り組みを前面に、VAIO Zの技術をふんだんに

 VAIOはこれまでカーボン素材を積極的に採用してきたが、新モデルではVAIO Z譲りの立体成型カーボン天板を採用。オーナメント部分もカーボンボディとマッチングした新デザインとなった。高輝度アルミ素材で発色を改善したキーボード面もヒンジ奥まで伸ばして曲げることにより、吸気口フレームを見せない構造に簡略化している。

 一方で耐久性についてはMIL-STD-810Hに準拠。さらに落下試験においてはそれを上回る高さ127cmの基準を設け、それをクリアしている。これ以外にも液晶をひねったり、ペンをはさんだりといった独特の試験を実施している。

 バッテリー駆動時間の長さも特徴だ。内蔵するバッテリーは薄型軽量だが53Whと高容量。スペックにもよるがJEITA 2.0測定基準で最大約30時間の利用が可能となっている。一方でサイズの大型化や重量アップはせず、ほぼ同水準となっている。SX12は重量約887gから、SX14は約999gから。USB Type-C充電で小型ながら65Wと大容量の充電機が付属する。

バッテリーパックも大容量化している。

 VAIO Z用に開発したキーボードの採用も特徴だ。ストロークが1.2mmから1.5mmに深くなり、キートップにへこみを付けたディッシュ形状にして、静粛で吸い付くような心地よい打鍵感を追究したという。SX14はタッチパッドも大型化して使いやすくなっている。

チルトアップヒンジ、無限パームレスト、ストロークの深いキーボードなど打ちやすさにこだわる。

 配列については日本語かなあり/日本語かななし/英語配列の3種類があり、さらにALL BLACK EDITIONでは印字が目立ちにくい隠し刻印モデルも用意している。キーボードバックライトについても改善しているが、このあたりもVAIO Zの特徴を踏襲したものだ。

日本語かな

英語配列

隠し刻印

ウェブ会議に超便利なマイク機能、ペン対応の構成も

 オンライン会議を意識した機能強化も特徴。VAIO Zで採用したマイク構造のほか、ドルビーアトモスを利用した音声のみを聞き取りやすくするエフェクト、複数人で取り囲むような使い方でも問題ない音量が取れる大型スピーカー、物理的なカメラシャッターやショートカット(Fn+Tab)によるマイクミュート機能などを備える。

 通話音声については、マイク自体の密閉度を上げ、キーボードを叩く音が入り込むことを低減。さらにビームフォーミングの指向性を上げるなどハードウェア的な改良に加えた。さらにAIノイズキャンセリング機能によって騒音や環境ノイズを比較し、声だけを届けるといったソフトウェア的な改善も取り入れている。デモでは掃除機や救急車といった周囲の騒音をまったく聞こえないレベルにカットしたり、指向性コントロールによってPCの前の音だけを拾うデモが実施された。

 また、VAIO Z同様、ユーザーを認識し、自動で離席と着席の状態を把握。瞬時にロックから復帰できる機能を搭載している。

 ディスプレーは省電力性の高いフルHD解像度(1920×1080)が基本となるが、SX14では4K/HDR対応でDCI-P3カバー率約99%のディスプレーが選べる。またペン入力やタッチ対応のモデルも選べる。

 ペン入力対応モデルでは、AGC(旭硝子)の特殊ガラス「Dragontrail」を使用し、かつ通常であればカバーガラスとLCDの間に挟むセンサーフィルムを内蔵したインセルタッチのLCDモジュールを採用することで、薄型で視差が少なく書き心地のいい表示になっているという。Fn+2でディスプレー表示を回転させる機能もあるため、対面でペンを使った商談なども快適だとする。

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