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T教授の「戦略的衝動買い」 第659回

ホワイトボード上の情報を即クラウド保存できる「Rocketbook Beacons」を衝動買い

2021年11月18日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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 次に設定画面を開いて、Smart Titlesで前後の「##」で囲まれたタイトル(英字のみ)をファイル名としてOCR処理するように変更設定。また事後に多くのファイルの中から任意のワード(英字のみ)を検索して、関連するPDFやJPEG画像を抽出するようにSmart Searchもオンにしておく。

Smart Tilesをオンすることで「##」で前後を囲まれた英字をホワイトボード上に筆記しておけばファイル名としてくれる。Smart Searchをオンしておけば、事後検索に便利だ

 実際にホワイトボード上に、タイトルである「TELECUBE」の前後を「##」で囲み、筆記文章の中にもいくつかの英文を記述して撮影画像をDropboxにアップロードしてみた。設定通り、ファイルのタイトルはBEACONアプリ上もDropbox上もTELECUBEとなった。また検索ワードをTELECUBEで実行すると、多くのファイルの中で「TELECUBE」を含む2つのファイルを抽出できた。

実際に##TELECUBE##をファイルの名前にしてみたところ、当然、転送先のDropboxでもファイル名はTELECUBEとなった

スキャンして撮り貯めたデジタイズデータの中に「TELECUBE」というワードがあるか、検索してみたところ2つのファイルで発見された

 最後にRocketbook Beaconsの機能であるSnapcastモードを使用することで、Rocketbookクラウドにアップロードされた任意の画像情報に一時的なURLが割り振られ、ユーザーはそのURLを利用して、メンバーに案内を送ったりすることも可能だ。もちろん他のアプリと連携してQRコード変換するとかもできるので、積極活用派にはより楽しいだろう。

スキャン前に上部メニューのBeaconアイコンをタップしておくと、スキャンデータのサーバ上のURLがクリップボードに一時保存され、メール貼り付けや他アプリでQR変換して共有拡大も簡単だ

 Rocketbook BeaconsはRocketbookシリーズの中にあって、オフィスや現場で今も有効に活用されているホワイトボードの活用拡大加速ツールだ。スマホとたった4枚のビーコンだけで、手書き情報を超簡単に高速にデジタル化してくれる。OCR機能を活用することで、ファイル名の自由度や検索の有用性を加速するビジネスピープルにとって心強い存在だ。

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