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T教授の「戦略的衝動買い」 第656回

リモートワーク向き「ドック付きPCスタンド」を衝動買い

2021年10月28日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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X-Kitも、よく見かけるペアのスキー板のような形状をしている。左右に開き、スタンドを任意の角度で立てれれば設定は終了だ

製品特徴である「拡張ポート」を左サイドに配置

 X-Kitをラップトップスタンドとして見る限り、いくつかの工夫はあるが、すでに世の中にたくさん溢れている他社製品と大きな外観上の違いは見つからない。

 マグネットで吸着している左右のスキー板のようなベースバーを両手でもって引き離す。2段目部分にあたるスタンドを持ち上げ、任意の角度を選んで、サポートポールをベースバーの4つある穴のいずれかに固定する。そして上にラップトップパソコンを乗っければ準備は完了だ。

 X-Kitと従来の同ジャンル製品との最大の違いは、使用者から見て左側のベースバー側面が5-in-1の周辺機器拡張ポートの付いたドッキングステーションになっていることだ。

ベースバーにある傾斜角度調節用溝、実測は16度、25度、30度、34度と4段階

基本的形状は、過去にもご紹介した中国製の普及型ラップトップスタンドと同じ

 用意されている拡張ポートはTF(microSD)とSDカードのスロット、HDMI標準ポート、そしてUSB 3.0のポートが2個の合計5個の入出力ポートだ。

X-Kitの最大の差別化機能は、ベースバーの一部にTF(microSD)、SD、標準HDMI、USB 3.0×2を備えたドッキングステーションが組み込まれていること

 そして使用者に一番近い手前には、ラップトップパソコンと付属ケーブルで接続するためのType-Cポートが配置されている。機構的な合理性とコスト的な面から、すべてのポートがX-Kitの左側にのみ集中している。

X-Kitではすべてのポートが左側に集中しており、ケーブルの引き回しや周辺機器の配置など、ユーザーによって運不運による多少の不都合がありそうだ

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