クルマ好きアラサー女子の矢田部明子です。今回は、「N-BOX」についてレポートしていきたいと思います。1週間乗ってみて分かった、良かったこと&悪かったことをお伝えできればと思います。購入を検討されてらっしゃる方は、ぜひ参考にしてみてください!
車内が広い! N-BOXはこんなクルマ
N-BOXは、軽乗用車最大級の室内空間でシートアレンジが多い&全タイプに標準装備された先進安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」、燃費や走行性能が魅力の車です。N-BOXには「N-BOX」 と「N-BOX カスタム」の2タイプあり、それぞれG、L、EXといったグレードにわかれています。
N-BOXの特徴は、万人うけする親しみやすいデザイン&居間の様なほっとできる車内。N-BOX カスタムの特徴は、カスタム系のデザイン&高級感のある大人な雰囲の車内となっています。ボディーカラーは、N-BOXがパステルカラーを中心に、モノトーンカラー8色&ツートーンカラー3色。N-BOXカスタムが、大人っぽくシックなカラーを中心に、モノトーンカラー6色 &ツートーンカラー3色 となっています。
今回は、N-BOXのEXグレードに試乗してきました!
N-BOX(EX)4WDの 主なスペック |
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サイズ | 全長3395×全幅1475×全高1815mm |
ホイールベース | 2520mm |
車重 | 990kg |
エンジン | 660cc 水冷直列3気筒横置 |
最高出力 | 58PS(43kW)/7300rpm |
最大トルク | 65N・m(6.6kgf・m)/4800rpm |
価格(税込) | 179万1900円 |
それでは、細かくチェックしていきましょう!
その1 維持費&ランニングコストについて
軽自動車なので、自動車税は1万800円と必要経費を抑えることができます(ちなみに2000ccの普通車だと3万9500円)。重量税&初期登録の費用も普通車に比べて安く、高速料金も安く設定されています。あとは、メンテナンス代が少なく済むのもうれしいポイント。たとえば、オイル交換の際に小さいから少量で済みます(私の愛車ランドクルーザー76は5Lくらい)。実際の燃費は1リッターあたり19~20kmとかなり良かったです。
その2 視界が広く走行性能も高い
ゆっくり発進と停止&ロールも緩やかで、柔らかい乗り味の車でした。誰でも扱いやすいので、運転に慣れていない人も◎です。また、窓が大きくて視界が広く運転しやすいです。
今回は、1番売れているグレード「ex ターボなし」に試乗したのですが、乗車人数が増える&60km/h以上のスピードを出すシーンが多いなら、ターボなしでは物足りないと感じるかもしれません。ボディー剛性は私でも分かるくらいGOOD。峠を走行したのですが、横揺れは気にならず、急カーブも安心して曲がることができました。見た目よりも、重心が低い車だと感じました。
車内の音に関してですが、梅雨時期ということもあり雨音が気になりました。屋根に雨粒があたると「パタッパタパタパタ……」というような、トタン屋根に雨粒があたったときのような音がします。この音が結構大きくて、雨が降るとラジオのボリュームをあげていました。走行音に関しては、めちゃくちゃ静か! というわけではありませんが、普段話している時のボリュームで会話を楽しめます。エンジンが小さいということもあり、アクセルを強く踏む場面(高速など)では、エンジン音が気になりました。
その3 広く開放的な車内の居住性
1番の魅力は、窓が大きい&車内が広く開放的なこと! 快適に過ごせるように、色々考えられています。
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