一番安いかもしれないBMW!
BMW Motorrad「G310R」
BMWといえば、クルマはもちろんバイクでも高級ブランド。特にバイクは大型自動二輪免許がないと乗ることができないモデルばかりで、手を出しにくいのが正直なところ。ですが、BMWモトラッドのラインナップの中にも、普通二輪でも乗れるモデルがあります。さっそくそのモデルをバイク大好き美環さんとともに楽しんできました!
モデルの名前は「G310R」。型番通り排気量313ccの単気筒エンジンを搭載したネイキッドスポーツバイクです。価格は62万3000円と、BMWの車両の中で最も安価! つまり「もっとも手に入れやすいBMW」なのです。
「タンクまわりのデザインがイイですね。空気の流れを感じます」と造形作家の美環さんは鋭くチェック。全体にエッジの効いたストファイ(ストリートファイター)スタイルはカッコイイのひと言! 実にイマドキのバイクといえます。
313ccと、ちょっと中途半端に思える単気筒エンジンは、よく見ると排気管が後ろから出る珍しいタイプ。「普通は排気管が前ですよね」と美環さん。バイクに詳しい方なら、ヤマハのサンマ(TZR250の2型、3MA)と似ていると言えばおわかりいただけるでしょうか。この独特なエンジンレイアウトの狙いは、シリンダーヘッドを傾けられることで重心が下がるばかりか、吸気口率の向上やエアボックスのコンパクト化が図られるとか。さらにエンジンをなるべく前方に配置できることから、スイングアームを長く設計するためで、直進安定性や旋回性に効果があるそうです。
使用する燃料は、カタログによるとレギュラーガソリン。ですが、貸出担当の方の話ではハイオクの方が望ましいとのこと。なぜなら欧州のレギュラーガソリンのオクタン価は、日本のハイオクに相当するから、なのだとか。確かに欧州系輸入四輪車の多くは、ハイオク指定が多いです。燃料タンクの容量は11リットル(リザーブ約1リットル)。カタログによると燃料消費率は30.3 km/L(WMTCモード値クラス3 ※1名乗車時)なので、1回の給油で300km以上走行できるようです。
シート高は785mmと国産400ccとあまり変わりません。身長約150cmの美環さんでも、厚底シューズを履けば届く様子。ちなみにディーラーオプションで着座位置が標準より15mm低くできるローシート(3万6520円)が用意されていますので、より足つき性が向上します。
タンクおよびハンドルはやや幅広で、どしっとした印象です。「見た目と違って、足が届きました!」と美環さんはうれしそう。ちなみにBMWモトラッドの設計基準は180cmなのだそう。そこで185cm、体重は美環さんの倍以上あるオッサンバイカーの筆者もまたがってみたところ、ペタンコなスニーカーでも足べったり。
メーター類もデジタル表示で見やすいものです。ただ、ウインカーを点灯させた時、表示上ではどちらのウインカーが点灯しているのかがわからない、という程度でしょうか。操作系は輸入車だからといって特別なことは何もありません。ただ、エンジンをかける際、セルモーターのボタンは結構長く押す傾向で、さらにニュートラルに入れた状態ですと、ちょっとかかりづらい様子。しかし、1速に入れるとすんなりかかる模様。
数多くのバイクに乗ってきた美環さんも「なんでですかね。日本車だとどのポジションでもかかるんですけれどね」とあまり経験がないご様子。
それでは早速、街にくりだしましょう。

この連載の記事
-
第603回
自動車
スマホとクルマの連携! ダイハツコネクトはアプリで走行履歴やクルマの場所がわかる -
第602回
自動車
100万円台でこの満足感。3代目ハリアーがコスパ最強な8つの理由 -
第601回
自動車
e-POWERの高速燃費は本当に悪いのか!? 約1200kmロングドライブでテスト! -
第600回
自動車
もはやMT派も黙る? 「GRカローラ」のGR-DATによる爆速シフトダウンが楽しい! -
第599回
自動車
え、これがハイブリッド!? ポルシェ「911 GTS」が“速さ”の常識をぶち壊しにきた! -
第598回
自動車
「クラウン、どれ買うのが正解?」全4モデルを乗り比べたら“答え”が見えた -
第597回
自動車
アジアのEVが日本に上陸して3年。彼らのクルマに乗ってわかった共通点 -
第596回
自動車
正直ナメてた……BYDの「ATTO 3」で長距離を走ったら、想像以上に“使えるEV”だった -
第595回
自動車
【2025年版】400万円以下でオススメのコンパクトSUVは? 国内外モデルを比較した -
第594回
自動車
軽自動車でも長距離ドライブがしたい人にHonda「N-ONE e:」がオススメの3つの理由 -
第593回
自動車
【アメ車ってどうなの?】キャデラック「XT6」の3列シートSUVはさすがにデカかった - この連載の一覧へ





























