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Apple M1搭載で大幅性能アップの「iPad Pro」&カラフル7色「iMac」特集 第22回

アップル×エルメス「AirTag Hermès」見つからない探しものを追跡

2021年04月30日 17時30分更新

文● 飯島エリコ/ASCII

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AirTagのサイズは500円硬貨とほぼ同じ

AirTagは不要な追跡に使われない対策済み

 小さくて便利なAirTagを悪用されないか、ちょっと心配になりますよね。AirTagはペアリングしたiPhoneと離れて移動していると思われる場合、AirTagの持ち主のユーザーのiOSデバイスに通知しますが、持ち主から離れて一定時間経ったAirTagは、移動したときにAirTagのスピーカーから音を鳴らします。

 さらにiOS 14.5以上のiPhoneを利用していれば、見知らぬAirTagが自分の持ち物に入っていた場合に「現在、このAirTagの所有者はあなたの現在地を見ることができます」と表示されます。

見知らぬAirTagが自分の持ち物に入っていた場合に、iOS 14.5以上のiPhoneを利用していればiPhoneに通知

 つまり、ストーカーが好意を持った人のバッグなどにAirTagを忍び込ませても、追跡されているひとは「音や通知」により、自分の所有していないAirTagが、近くにあることがわかります。

子どもやペットの迷子対策には利用不向き

 こんなに便利なAirTag、「子どもやペットにAirTagを取り付けたい……」という気持ちになりますが、先述したようにペアリングしたiPhoneと一緒に移動していないと、一定時間を過ぎると音が鳴ってしまうので、不向き。

 子どもの居場所を共有する場合は、お互いがiPhoneをもち「位置情報の共有」をするか、セルラー版のApple Watchを持たせ、ファミリー共有で親のiPhoneと子どものApple Watchをペアリングすることで、親のiPhoneで位置を探せるようになりますよ。

 

 

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