第1回 VAIO Z購入記、買ったからには徹底的に使いこなしてレビューする

こうすれば満足して買える、VAIO Zを買うための基礎知識

フルカーボンの究極モバイルノート「VAIO Z」を自腹購入

文●飯島範久 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

VAIO Z SIGNATURE EDITION」は、14インチ液晶搭載したフルカーボンボディーの究極モバイルマシンだ

 決意した理由にはいくつかある。1つはモディリティを確保しながら、高性能かつ長時間駆動が可能なこと。今回の目玉であるフルカーボンボディーによって、堅牢性を確保しながら軽量化を実現している。そして、モバイルPCには定番のインテルCore iプロセッサーUシリーズではなく、Hシリーズを採用したことで、従来のVAIO SXシリーズとは一線を画す性能をもたらすことになった。

 当然そのぶん消費電力は高くなり、発熱量も増えることになるが、14インチサイズのモバイルPCというスリムなボディーの中に納めつつ、冷却(放熱)させる能力を有しているのだ。それでいて、駆動時間がVAIO SXシリーズに比べても削られることなく、1kgを切るという、モビリティと性能の両面で妥協しなかったことが、今回のVAIO Zの最大のポイントである。

 2つ目は、実はWi-Fi 6対応のモバイルPCを未だに持っていなかったこと。iPhone 12 Proは所有しているし、自作のデスクトップマシンにもWi-Fi 6を搭載しているので、仕事としてはそれほど困ることはなかったが、やはりWi-Fiルーターをレビューする際には、Wi-Fi 6対応のモバイルPCが欲しいところだったのである。

 3つ目が、5Gモジュールが搭載可能なところ。現状筆者が住んでいる地域では、まったく関係ないので宝の持ち腐れ感は強いが、近い将来あたり前のように利用できる環境になるはず。VAIO Zを購入したら、当然数年使うわけだから、最新の通信環境を使えるようにしておくべきなので、今買うならLTEのみ対応マシンに興味がない。

5Gモジュールは発熱量が多いため、ヒートシンクを装着して冷却する(写真はヒートシンクを外した状態)

 4つ目が、実はこれが一番の決め手かもしれないが、金利手数料0%で最大36回払いできるところ。一括払いだとなんとなく勇気がいるが、分割払いで、しかも金利手数料0%だから総支払額は変わらず、月々少ない金額で手に入るわけだ。

 一昨年に「α7R IV」を購入したときも、同様の分割払いを使ったが、注文したあとに電話連絡がきて、質問に答えるだけで審査してくれ、振替用口座もネットで申し込むだけなので手続きはとてもカンタン。クルマを買うときも、このぐらい手続きがラクならすぐ乗り換えるんだけど、と思っちゃうほどありがたいシステムなのだ。

この記事の編集者は以下の記事もオススメしています

過去記事アーカイブ

2024年
02月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
03月
04月
05月
06月
10月
11月
2019年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
11月
12月
2018年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
11月
12月
2017年
01月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2016年
01月
02月
03月
04月
05月
07月
08月
10月
11月
12月
2015年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
12月
2014年
07月
08月
09月
10月
11月
12月