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第2回 VAIO Z購入記、買ったからには徹底的に使いこなしてレビューする

自腹購入のVAIO Zが着弾、携帯性と頑丈性に優れたフルカーボン、うっかり見逃した従来機種との違いも

文●飯島範久 編集●ASCII

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フルカーボンボディーはなかなの質感、指紋もつかず軽くて持ち運びにいい

 3月に注文したVAIO Zが、無事4月上旬に到着した。前回の記事で、VAIO Zの買い方について紹介したが、なんだかんだ言って筆者が購入したのは「SIGNATURE EDITIONである。

購入したのは「VAIO Z|SIGNATURE EDITION」だ

 ラインアップ中では唯一、Core i7-11375H(3.3~5GHz)を搭載できることと、カーボン繊維が透けて見える塗装「シグネチャーブラック」が選択できる点が決め手だ。さらに隠し刻印のキーボードを選択できるという点もいい。どうしても「せっかく高いお金を出して買うんだったら特別なものがいい」という気持ちが働いてしまう。VAIOが好きなので、所有欲を満たす仕様に乗せられたわけだ。

カスタマイズ項目については下記の通り:

・メインメモリー:16GB
・ディスプレー解像度:4K
・SSD:512GB
・5Gモジュール:搭載

 正直メモリー容量をどうするかはかなり悩んだ。GPUは外付けでなくCPUに内蔵されており、メインメモリーの一部をグラフィックス処理に利用するため、メモリーは多めにしたほうがいい。4Kディスプレーという選択肢は個人的に外せないが、解像度が高いぶん、FHDよりもさらにメモリーを消費する。できれば、セカンドディスプレーも使いたい……などと考えていくと、ますます32GBにしたほうがいいという結論になりそうだ。

 とはいえ、16GBモデルと32GBモデルでは価格差が4万4000円も開き、かなりデカイ出費となる。モバイルで使おうと思うと、WAN(5Gモジュール)は必要だが、ここが4万9500円もかかってしまう。予算内でどう取捨選択するかを考えた結果、筆者はメモリーの部分を妥協しようと考えたのである。

 その代わり、SSDは512GBにした。前回の記事でもオススメしたとおり、256GBとの価格差は1万6500円とまだ許容範囲だし、以前使っていた「VAIO S11|RED EDITION」の256GBでは、必要なアプリを入れただけでもかなり逼迫してしまったことも要因だ。読み書き速度については、予想通り256GBよりアップしていたので、この選択肢は大正解だろう。

512GB SSDを「CrystalDiskMark 8.0.1」で計測。256GBタイプに比べシーケンシャルリードで300MB/秒程度、シーケンシャルライトで、1700MB/秒程度高速化している。

 ということで、筆者の選択は予算を優先してスペックを妥協した結果、メモリー容量を削ったかたちだが、これからVAIO Zを買いたいという人へのアドバイスとしては、「メモリーはオンボードのため後から増設できないが、SSDはM.2スロット差しだからあとから変更可能」というポイントを踏まえて置くといいと思う(もちろんディスプレーや5Gモジュールもあとから変えられない)。というわけで、直近でそこまでたくさんのデータを扱わないなら、あえてSSDを256GBで注文し、予算をほかに回すという手もあり得るだろう。

M.2 NVMe SSDは換装可能だが、メモリーはオンボードなので増設できない

 VAIOによると、「SIGNATURE EDITION」を敢えて購入するのであれば、メモリーも32GBを選択する人が多いとのこと。備えあれば憂いなしということだが、決して安い買い物ではないので、熟考に熟考を重ねて検討してほしい。

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