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佐々木喜洋のポータブルオーディオトレンド 第56回

ロスレス配信を表明したSpotify、ではApple Musicの高音質化はあるのか?

2021年03月01日 13時00分更新

文● 佐々木喜洋 編集●ASCII

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Apple Musicの配信品質は高音質化するのか?

 それではアップルが高音質配信に取り組む可能性はあるのだろうか? 

 これはいくつかの観点から考えねばならない。まず、既に体面上アップルは高音質配信をしているということだ。それは「Apple Digital Masters」である。これは、AACコーデックでビットレートも従来と変わらないが、配信用の圧縮処理をする際に、CDマスターである44kHz/16bitからではなく、24bitのスタジオマスター音源から直接AACにエンコードするというものだ。

 いったんCDマスターを経由するロスが少なくなり、音質の向上が期待できる。もとは「Mastered for iTunes」と呼んでいたが、「Apple Digital Masters」と名称が変更されて、Apple Musicのストリーミングでも一部で採用されている。以前、iTunes Music Storeでも、24bitハイレゾ配信の噂があったのだが、結局実現されたのはこのMastered for iTunesだった。

 もちろんこれは高音質配信とは言ってもロスレス・ストリーミングではない。

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