
22日、アップルが日本で開始した「iTunes in the Cloud」は、iTunesで購入した音楽データをパソコン/iPhone/iPod touch/iPadで自動同期できるサービスだ。MacでもWindowsでも利用できる。音楽データはインターネット上でバックアップされる。新しいパソコンを買ったときの、「音楽データのお引っ越し」から解放されるのは素晴らしい(関連記事)。
だが、iTunesで開始した新機能はまだ5つもある(近いうちに利用できる機能も!)。その詳細をアップルのiTunes担当者ピーター・ロウ氏に教えてもらおう。

「iTunes in the Cloud」 対応デバイス:
iPhone 3GS/4/4S、iPod touch(第3世代以降)、iPad/iPad 2(iOS 4.3.3以降)
PC(OS): Mac OS X Lion 10.7.2以降、Windows Vista/7
iTunes 10.3.1以降
1. 3G回線でも曲が購入できる
Wi-Fiだけではなく3G回線でも曲をダウンロードできるようになりました。家にいても、カフェにいても、電車の中でも、いつでもどこでも曲が購入できます。もちろんどんな曲でもプレビュー(試聴)が可能です。
曲を購入するとすぐに(iTunes in the Cloudで同期している)Macにも、iPadにもダウンロードが開始されます。今までiTunes上で購入したすべての曲のリストも見られ、「既にMacに入っている曲はどれか(まだ同期していない曲はどれか)?」も一目で分かります。
2. iPhoneの「着うた」が購入できる
iPhone用の「Ringtones」(着信音)が初めて日本でも展開されます。ついにビートルズの曲もRingtonesになりました。「デフォルトの着信音に設定する」「連絡先(から特定の相手)に設定する」のどちらかが選べます。
RingtonesはiPhoneだけではなくiPod touchやiPadでも、またメールや電話だけではなく、メッセージの着信、カレンダーの更新、リマインダーのプッシュ通知にも使用できます。
