第3回 ユーザックシステムのRPAで実現した業務自動化の事例

学校・オフィス向け家具の製造販売のコマイ、RPAツール「Autoジョブ名人」を導入

文●ASCII

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 ユーザックシステムは11月10日、同社のRPAツール「Autoジョブ名人」が学校・オフィス向け家具の製造販売のコマイに導入されたと発表した。

 コマイは、学校・オフィス向け家具の品質にこだわり、かつできるだけ低価格で提供するいうポリシーから、海外での委託生産を決断。高品質を担保するためにコスト管理を徹底する一環として、本社拠点を大阪府から和歌山県橋本市に移している。移転に伴い生活拠点が大きく変わってしまった事務担当のベテラン社員の退職で、社員数21名という少ない社員で慣れない業務を肩代わりすることができずRPA導入に至ったという。

 国産・海外製問わず各種のRPAツールを比較して試用したが、そのなかでも中小企業へのRPA導入実績が豊富で、メーカー自らRPAシナリオの受託開発も請け負うユーザックシステムからの導入を決定。3ヵ月後には仕入れ業務を自動化し安定稼働している。

 受発注業務に使っているERPパッケージ「SMILE」に、日々生じる仕入先への発注データを自動登録する業務をRPA化。社員1名が1日実働7時間のうち4時間もかかる煩雑な業務を自動化できたことにより、年間1000時間相当の余力を創出。RPAの活用で既存事業の業務量を減らし、新規事業開発に注力する方針という。

 ユーザックでは、コマイにおける導入事例を記事として掲載している。

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