ユーザックシステムは6月16日、同社の開発・提供するRPA「Autoジョブ名人」が医療法人 英仁会 大阪ブレストクリニックに導入されたと発表した。
大阪ブレストクリニックは乳がん治療で大阪No.1のクリニックという。同クリニックでは医師や看護師、スタッフの採用が今後ますます難しくなるであろうと予想し、医療以外の事務作業に関してはできるだけ省力化・機械化を進めることで現場への負担を軽くするため、RPA導入に至ったという。
これまで、経営会議資料を作成するために医事会計システムからのデータ抽出、集計までを毎月手作業で実施していたが、この作業をRPAで自動化することで毎月4~6時間の削減効果を創出できたとしている。
また、同クリニックでは、RPA以外にもインターネットによる診療予約システムや、自動音声受付システムを導入して業務の効率化を図っているほか、院内で使用する資材の自動補充発注システムや、検査結果の自動郵送システムについても導入検討を進めており、診療以外の業務の省力化・機械化に積極的に取り組んでいる。
ユーザックシステムでは、大阪ブレストクリニックへの導入事例を掲載している。
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