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Apple Watch 6に新デザインのiPad Air! 秋のアップル発表会第1弾 第23回

大化けした新「iPad Air」デザイン・機能を速報レビュー

2020年10月21日 22時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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iPad Airが第2世代のApple Pencilによる手書き入力に対応した

第2世代のApple Pencil対応。「手書き入力」の機会が増える

 新しいiPad Airは、最上位のiPad Pro以外で初めて第2世代のApple Pencilが使えるiPadだ。第1世代のApple Pencilも変わらず現役選手なので、ストアなどで比較してみると、第2世代のApple Pencilがとても軽くコンパクトであることがわかると思う。

Webサイトのスクロール操作などもApple Pencilで操作できる

 充電方法はiPad Airの側面に設けられている磁気コネクタに付けてチャージする。iPadのLightning端子に差し込んで充電する第1世代のApple Pencilの使い勝手に比べて、充電中もUSB Type-C接続端子がフリーになるところが良い。

 第2世代のApple Pencilは本体にセンサーが埋め込まれており、本体をダブルタップするアクションに「ペンと消しゴムツールの切り換え」など操作を割り当てられる。一度これに慣れてしまうともう第1世代のApple Pencilになかなか後戻りができない。手書きによるドキュメント、イラスト作成などあらゆる用途に真価を発揮する。

Apple Pencilをダブルタップする操作でペン書きと消しゴムツールが素速く切り換えられる機能など、一度慣れると手放せなくなる

 iPadOS 14から、iPad上で手書きメモを自動的にテキストに変換する「スクリブル」や、直線に丸・四角・三角などラフに描いた図形を正確に描画し直してくれる「図形認識」の機能が使える。10.9インチのLiquid Retinaディスプレー、厚さ6.1ミリの軽量な本体(Wi-Fiモデル 458g/Wi-Fi+Cellularモデル 460g)は片手で持ちながらメモを取ったり簡易なスケッチがさほど苦もなくできるサイズ感だ。第2世代のApple Pencilという強力なバディを得たことで、クリエイティブツール、あるいは電子文具としてiPad Airの生産性がまた飛躍的に向上している。

iPadOS 14から搭載される「スクリブル」はアプリのテキストボックスなどにもApple Pencilを使って手書きした文字を素速くデジタイズする機能。最初はアルファベットと中国語から対応が始まる

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