10.9インチのサイズ感もちょうどいい
ノートPC・ポータブルディスプレーとして大活躍
Magic KeyboardにiPad Airを固定した後、上下方向にディスプレーの角度調整もできる。10.9インチのiPad Airはポータビリティにも優れているので、寝室に持ち込んでYouTubeに公開されているコーチング動画を見ながら体幹トレーニングをする時にも便利と感じた。
9月に新しいApple Watchと一緒に発表された「Apple Fitness+」は、iPadで様々なワークアウトのコーチング動画を視聴しながら、Apple Watchでトレーニングの記録を付けられるアップル独自の画期的なコンテンツサービスだ。年内に英語圏からのサービスインを予定しているが、早く日本に上陸してほしいという期待がiPad Airを使ってからまた一段と強くなった。
iPad Airの背面に設けられているSmart Connectorを経由して、Magic KeyboardのUSB Type-C端子からパススルー充電ができる。充電中もフリーになるiPad Air本体のUSB Type-C端子にUSBストレージなどを装着してファイルの読み書きができる。iPad AirはノートPCの代わりとしても幅広く活躍してくれそうだ。
大化けしたiPad Airは、現行iPadシリーズの中に並んで圧倒的な存在感を放っている。筆者は第2世代のiPad Proから「iPadは大型派」を貫いているが、Magic Keyboardや第2世代のApple Pencilという連携ツールと、何よりハイパワーなA14 Bionicチップを搭載した機動力に優れる10.9インチのiPad Airが、税抜き6万2800円から購入できるならば、ぜひサブとして1台ほしいと思った。12.9インチのiPad Proとは違う角度から「カジュアルなiPadの活用術」があれこれと生み出せそうだ。

この連載の記事
- 第26回 最新iPad Airと第8世代iPadはどちらを選ぶべき?
- 第25回 新iPad Airは「iPad Pro Air」と呼ぶにふさわしい強力マシンだ
- 第24回 アップル歴約40年の筆者による「初めてのApple Watch」体験、Series 6レビュー
- 第22回 iPhone 12と同時にiPad Airの予約受付も始まる 発売は23日
- 第21回 新MacBook Airにも迫る処理能力「iPad第8世代」レビュー
- 第20回 【1週間レビュー】進化の手応えApple Watch Series 6、充電が便利に!
- 第19回 Spigen、「Apple Watch Series 6/SE」用ケースを発売
- 第18回 早くもiOS 14.0.1が登場 内容はバグ修正が中心
- 第17回 最新Apple Watch速報レビュー!充実の「Series 6」/満足の「SE」
- 第16回 独自性を発揮する「iPad Air」アクセサリー&サービスとの連係にも期待
- この連載の一覧へ